鳥インフルエンザ流行状況-バングラデシュ

WHO(GAR) 2011年04月11日

バングラデシュ人民共和国政府保健福祉省(The Ministry of Health and Family Welfare)は、新たに1名の鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した患者を公表しました。

この症例はダッカ、Kamalapurの2歳の男児です。患者は3月1日に発症し、3月9日にインフルエンザ定点監視拠点を訪れた際に検体を採取されました。患者は完治しています。

詳細な疫学的調査と接触者の追跡が、IEDCR、 ICDDRB、およびバングラディシュWHOの疫学関係者のチームにより行われましたが、新たな症例は特定されませんでした。

感染源への調査によると、患者は病気の家禽に暴露されていることがわかりました。

この患者は、2011年3月16日に公表された患者と同じ地域ですが、直接の接触はありませんでした。

この症例は、鳥インフルエンザA(H5N1)に感染していることが、バングラデシュ伝染病研究所(IEDCR)により確定されました。