鳥インフルエンザ流行状況-カンボジア

カンボジア保健省は、新たに1名の鳥インフルエンザ(H5N1)に感染した患者を公表しました。

Prey Veng州Kampong Trabek県Prasat郡Prasat村の7歳の女児は、5月24日に発症し、地元の開業医による治療を受けていましたが効果がなく、5月31日に、Kantha Bopha子ども病院に入院しましたが、7日後の6月7日に死亡しました。

彼女が住んでいた村で、家禽が次々と死んでいたとの報告があり、この症例は、病気になった家禽に暴露を受けていたと報告されています。この女児は、カンボジアにおいて鳥インフルエンザ(H5N1)に感染した16人目の感染者であり、14人目の死者となりました。2011年に入ってからのH5N1感染患者6症例は全員死亡しました。

国および地域のRapid Response Team(RRT)は、アウトブレイクの調査を行い、国の治療プロトコルに沿って対応をとっています。