志賀毒素産生性大腸菌(STEC)のEUにおけるアウトブレイクについて
ECDC 2011年7月12日
今日現在、STEC症例はヨーロッパ域内において累計数3,839例が報告されております(HUS症例:762例、非HUS STEC症例:3,077例)。全体として44名の患者が死亡しました(HUS症例:28名、非HUS STEC症例:16名)
7月11日以降、ドイツ政府は、5例のHUS症例と36例の非HUS STEC症例を新たに報告しました。直近の10日間(7月2日~7月11日)で、11例のEHEC患者と3例のHUS患者が発症しました。O104感染が確認されたSTEC患者が最後に発症した日は、2011年7月1日です。全ての症例の中で最後に発症した日は、2011年7月4日でした。下記参考リンクにて、ロベルトコッホ研究所の更新内容が掲載されております。
フランス(ボルドー地方)におけるアウトブレイクに関しては、新たな情報はありません。
参考リンク
- See list of all epidemiological updates, disease information
- EFSA/ECDCJoint Rapid Risk Assessment, published on29 June[PDF形式:589KB]
- EFSA Technical Report, published on5 July
- RKI Update on E.colioutbreak in Germany, published on11 July[PDF形式:235KB](ロベルトコッホ研究所)
疑い例(ドイツ:148 HUS症例(7例死亡)、フランス:5 非HUS STEC症例)は表から削除しました。
*:ボルドーでのアウトブレイクで新たに報告された症例
**:以前に報告された症例であって、ドイツへの渡航による疫学的リンクを有する症例