家きんにおける高病原性鳥インフルエンザの発生-中国チベット自治区
2011年12月12日 OIE (原文〔英語〕へのリンク)
2011年12月12日、OIE(国際獣疫事務局)は中国農業省動物疾病対策センターより、中国チベット自治区において高病原性鳥インフルエンザが再発生したとの報告を受けています。
ラサ市サンガ村(Sangda)の家きん1,865羽のうち290羽が死んでおり、1,575羽を処分したとのことです。検査の結果H5N1ウイルスが原因であることを確認しました。
感染制御対策は既にとられており完了していますが、サーベイランス活動はなお継続中であり、毎週フォローアップの報告が提出されます。
また、現地情報によりますと香港でも鳥インフルエンザの家きんが発見されているようです。
現地にご滞在の際は鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。
出典
- OIE(国際獣疫事務局)
- Highly pathogenic avian influenza, China(People’s Rep. of)
http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11376
- Highly pathogenic avian influenza, China(People’s Rep. of)
- 香港特別行政区政府