家きん・野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生－インド、ベトナム、香港、南アフリカ共和国
2012年1月28日、2月1日、2月3日 OIE
OIE（国際獣疫事務局）は、下記の各国から家きん及び野鳥で高病原性鳥インフルエンザが発生したとの報告を受けています。
- インドトリプラ州の家きん農場で4,229羽が死んでいました。（1月16日）
- ベトナムタインホア省Trien Son地区の農村で822羽のうち100羽が死んでおり、722羽を処分しました。（1月19日）
- ベトナムクアンチ省Trieu Phong地区の農村で1,700羽のうち100羽が死んでおり、1,600羽を処分しました。（1月25日）
- ベトナムクアンチ省Hai Lang地区の農村で、1,100羽を処分しました。（1月27日）
- 香港東涌（Tung Chung）で野鳥（ハヤブサ）が1羽死んでいました。（1月30日）
- 香港元朗（Yuen Long）で野鳥（ユリカモメ）が1羽死んでいました。（1月30日）
上記について、検査の結果、H5N1ウイルスが検出されました。
- 南アフリカ共和国ウェスタンケープ州Hessequa地区のダチョウの飼育場で通常のサーベイランスを実施していたところ、H7N1ウイルスが検出されました。（12月19日）
各国では家きんの移動制限や感染した敷地や建物の消毒などの感染制御対策が既にとられています。
現地にご滞在の際は鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。
出典
OIE（国際獣疫事務局）High pathogenic avian influenza
インド：http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11561
べトナム：http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11578
香港：http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11500
南アフリカ共和国：http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11551
