家きん・野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生-台湾、バングラデシュ、香港、ネパール

2012年3月19日~3月26日 OIE

OIE(国際獣疫事務局)は、下記の各国から家きん及び野鳥で高病原性鳥インフルエンザが発生したとの報告を受けています。

台湾

CHANG-HUAの農場で426羽の鶏が死んでいました(3月5日)。

バングラデシュ

チッタゴン(CHITTAGONG)で987羽(2/15)、クルナ(KHULNA)で147羽(3/2)、ダッカ(DHAKA)で137羽(2/19)、283羽(3/2)、177羽(1/20)、270羽(1/30)、543羽(2/8)、241羽(2/13)、ラジシャヒ(RAJSHAHI)で80羽(1/19)、21羽(2/22)、の鶏が農場で死んでいました。

香港

Shek Kip Meiでイエガラス1羽が死んでいました(3/15)。ランタオ島(Lantau)でハヤブサ1羽が死んでいました(3/12)。

ネパール

バグマティ(BAGMATI)の農場で15,160羽(3/5)、6,646羽(3/16)の鶏が死んでいました。

検査の結果、台湾ではH5N2ウイルス、その他の国ではH5N1ウイルスが検出されました。

各国では家きんの移動制限や感染した鳥の殺処分、敷地や建物の消毒などの感染制御対策が既にとられています。

現地にご滞在の際は鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

出典