アジアにおける手足口病について (更新6)

2014年11月18日 WPRO (原文〔英語〕へのリンク[PDF形式:1.0MB]

手足口病の活動性は、地域によって異なっています。中国では、症例数が8月から僅かながら増加する傾向がみられます。前年よりも患者数が多い状況です。しかし、月別の患者数はHFMDが流行していた頃よりも減少しています。日本では、2013年と比べて44週までは低い状態でとどまっています。香港では、患者の発生が2013年の同時期よりも低い状態にとどまっています。25週までは僅かに増える傾向がありましたが、現在は低いです。マカオでは、11/9 現在、この2週間ほど季節変動とは関係なく患者の増加がみられています。2014年の患者数は2013年の同時期よりも多くなっています。シンガポールでは、41週において、2013年の同時期よりも僅かながら減少する傾向があります。ベトナムでは39週以来、患者数は季節変動を追うように減少に転じています。

2014年11月18日更新

図.アジアにおける手足口病の流行状況

出典

WPRO :Hand, Foot and Mouth Disease( HFMD )
Situation Updates(18November2014)

http://www.wpro.who.int/emerging_diseases/hfmdbiweekly_18nov2014.pdf?ua=1[PDF形式:1.0MB]