牛海綿状脳症(狂牛病、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)

牛海綿状脳症(狂牛病、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)とは

Variant Creutzfeldt Jakob Disease(Mad Cow Disease, Bovine Spongiform Encephalopathy)

変異型クロイツフェルトヤコブ病は、極めてまれにおこる病気で、狂牛病の動物を食べることによってかかると言われています。

どうやってうつる

狂牛病の動物の肉や内臓などを食べるとうつります。狂牛病の病原体は熱に強く、煮たり焼いたりしても消毒できません。(完全に黒焦げになるまで焼けば消毒できます)

症状

発病するのは、20歳代の若年者であることが多いです。まず、うつ状態、不安、自閉や異常行動などが起こるようになります(運動障害や記憶障害が起こることもあります)。1年程度で自分で運動できなくなり、周りに反応せず、完全に無言になります。

治療

治療法はありません。

予防

狂牛病の病原体は、特に動物の脳や小腸に集まりやすいことが知られています。狂牛病の発生が報告されている国では、内臓や脳を避けましょう。また骨付き(背骨など)の肉や練り物(ソーセージやパテ)を避けましょう。

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