結核(Tuberculosis)
結核(Tuberculosis)とは
結核は、結核菌に感染することによってかかる病気で、人から人へうつります。
どうやってうつる
肺結核患者の咳やくしゃみなどによって、空気中に結核菌が飛び散り、周りの人がその結核菌を吸いこむことにより感染します。また、ウシ型結核菌に感染した牛の未殺菌乳から作られた乳製品を食べたり飲んだりすることによって、ウシ型結核菌に感染することもあります。
症状
咳、痰(ときには血痰)、胸痛、だるさ、体重減少、発熱、寝汗などです。
なお、結核菌に感染していても、多くの人は結核を発症しません。結核菌に感染した人のうち、結核を発症する人は約5~10%です。しかし、身体の抵抗力が落ちている人では、結核を発症するリスクが高くなります。
なお、結核菌に感染していても、多くの人は結核を発症しません。結核菌に感染した人のうち、結核を発症する人は約5~10%です。しかし、身体の抵抗力が落ちている人では、結核を発症するリスクが高くなります。
治療
抗結核薬を投与します。
予防
予防接種
日本の定期の予防接種では、生後1歳未満(標準的な接種は生後5か月から8か月の間)の小児にBCGの予防接種が行われています。
化学予防
結核菌に感染したことが分かった人に、結核の発病を防ぐために抗結核薬を投与します。
結核患者との接触について
結核患者とわかっている人(特に結核菌を排菌している人)と、マスクをせずに長時間接触することは避けましょう。
患者と接触する医療従事者等は、結核菌の感染を防ぐためにN95マスクなどを着用します。着用方法に関しては専門家の指導を受ける必要があります。
結核の発生が多い国の医療機関等で働く場合には、感染症や産業保健の専門家の助言を受けてください。
乳製品について
ウシ型結核菌の感染を防ぐために、殺菌されていない乳製品を食べたり飲んだりすることは避けましょう。
日本の定期の予防接種では、生後1歳未満(標準的な接種は生後5か月から8か月の間)の小児にBCGの予防接種が行われています。
化学予防
結核菌に感染したことが分かった人に、結核の発病を防ぐために抗結核薬を投与します。
結核患者との接触について
結核患者とわかっている人(特に結核菌を排菌している人)と、マスクをせずに長時間接触することは避けましょう。
患者と接触する医療従事者等は、結核菌の感染を防ぐためにN95マスクなどを着用します。着用方法に関しては専門家の指導を受ける必要があります。
結核の発生が多い国の医療機関等で働く場合には、感染症や産業保健の専門家の助言を受けてください。
乳製品について
ウシ型結核菌の感染を防ぐために、殺菌されていない乳製品を食べたり飲んだりすることは避けましょう。
危険のある地域
世界中で発生していますが、特にアジアとアフリカで多く発生しています。