エムポックス(MPOX)
エムポックス(MPOX)とは
エムポックスは、1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)でヒトへの感染が確認された、オルソポックスウイルス属のエムポックスウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。
国内では、感染症法上の4類感染症に指定されており、2022年7月に1例目の患者が確認され、現在でも散発的な患者の発生が報告されています。
コンゴ盆地型(クレードⅠa及びⅠb)と西アフリカ型(クレードⅡa及びⅡb)の2系統に分類され、適切な支持療法を行うことで、クレードⅠaの死亡率は1.4-1.7%、クレードⅠbで1%以下になり、2022年以降のクレードⅡbの流行における死亡率は0.3%と報告されています。
国内では、感染症法上の4類感染症に指定されており、2022年7月に1例目の患者が確認され、現在でも散発的な患者の発生が報告されています。
コンゴ盆地型(クレードⅠa及びⅠb)と西アフリカ型(クレードⅡa及びⅡb)の2系統に分類され、適切な支持療法を行うことで、クレードⅠaの死亡率は1.4-1.7%、クレードⅠbで1%以下になり、2022年以降のクレードⅡbの流行における死亡率は0.3%と報告されています。
主な症状
潜伏期間は通常6~13日(最大5~21日)とされています。
発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が0~5日程度持続し、発熱1~3日後に発疹があらわれます。皮疹は顔面や四肢に多く出現し、徐々に隆起して水疱、膿疱、痂皮となります。多くの場合2~4週間持続し、自然軽快しますが、小児や曝露の程度、患者の健康状態、合併症などにより重症化することがあります。皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎などの合併症を起こすことがあります。
手掌や足底にも各皮疹が出現することなどが、水痘との鑑別に有用とされます。
※2022年5月以降の欧米を中心とした流行では、以下のような、従来の報告とは異なる臨床徴候が指摘されている
発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が0~5日程度持続し、発熱1~3日後に発疹があらわれます。皮疹は顔面や四肢に多く出現し、徐々に隆起して水疱、膿疱、痂皮となります。多くの場合2~4週間持続し、自然軽快しますが、小児や曝露の程度、患者の健康状態、合併症などにより重症化することがあります。皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎などの合併症を起こすことがあります。
手掌や足底にも各皮疹が出現することなどが、水痘との鑑別に有用とされます。
※2022年5月以降の欧米を中心とした流行では、以下のような、従来の報告とは異なる臨床徴候が指摘されている
- 発熱やリンパ節腫脹などの前駆症状が見られない場合があること
- 病変が局所(会陰部、肛門周囲や口腔など)に集中しており、全身性の発疹が見られない場合があること
- 異なる段階の皮疹が同時に見られる場合があること
どうやってうつる
アフリカに生息するリス等のげっ歯類をはじめ、サルやウサギ等ウイルスを保有する動物との接触により感染する可能性があります。
また、感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む)、患者との接近した対面での飛沫への長時間暴露、患者が使用した寝具等の接触により感染の可能性があります。
空気感染を起こした事例は確認されていません。
また、感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む)、患者との接近した対面での飛沫への長時間暴露、患者が使用した寝具等の接触により感染の可能性があります。
空気感染を起こした事例は確認されていません。
検査・治療方法
医療機関で、発疹等の病変部位から検査検体を採取し、地方衛生研究所や国立感染症研究所で検査(PCR)を行います。その他、ウイルス分離・同定や、ウイルス粒子の証明、蛍光抗体法などの方法が知られています。
症状に応じた治療が行われ、国内では抗ウイルス薬のテコビリマットが薬事承認され、特定臨床研究が実施されています。
症状に応じた治療が行われ、国内では抗ウイルス薬のテコビリマットが薬事承認され、特定臨床研究が実施されています。
予防と対策
エムポックスに感染している方や感染が疑われる方とは、接触を避けるようにしてください。
エムポックスが常在する国や地域に渡航する場合、現地では野生動物、特にげっ歯類との接触を避けてください。加熱が十分でない動物の肉を食べることも、避けてください。
天然痘ワクチンによって約85%発症予防効果があるとされています。
エムポックスが常在する国や地域に渡航する場合、現地では野生動物、特にげっ歯類との接触を避けてください。加熱が十分でない動物の肉を食べることも、避けてください。
天然痘ワクチンによって約85%発症予防効果があるとされています。


