新型コロナウイルス感染症

新型コロナウイルス感染症とは

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV2)による感染症です。2020年1月30日にWHOにより国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)が宣言されましたが、2023年5月4日に解除されました。日本でも2023年5月8日に5類感染症に移行しました。ウイルスが変異するので、流行を繰り返しています。

どうやってうつる

感染者の口や鼻から、咳、くしゃみ、会話等のときに排出されるウイルスを含む飛沫、又はエアロゾルと呼ばれる更に小さな状態の粒子を吸入するか、目、鼻、口に直接的に接触することにより感染します。物や指についたウイルスが目、鼻、口に接触することで感染することもあります。

症状

発熱、咳、鼻水、咽頭痛、倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛、嗅覚・味覚異常、下痢

治療

症状の程度や重症化リスクがあるかにより、医師の判断に基づいて、薬物療法(抗ウイルス薬、中和抗体薬等)、酸素療法が行われます。

予防

換気、3密(密接場面・密集場所・密閉空間)回避、状況に応じたマスクの着用、石けんを使った手洗い、アルコール製剤を使った手指消毒。
年齢六か月以上が接種対象のワクチンがあります。高齢者などの重症化リスクの高い方にはワクチンの接種が勧奨されています。ただし接種を受ける事は強制ではありません。

さらに詳しい情報

2024年3月更新