2010年12月28日更新 ハイチでコレラが流行しています。 続報

コレラは下痢や嘔吐が生じるコレラ菌による病気です。重い下痢が起こることがあり、大量の水分が失われ、脱水から死亡する例もあります。

ハイチ保健省の発表によると、12月18日までに128,251名のコレラ患者が発生し、68,764名が入院治療を受けました。また、死亡数の合計は2,707名になりました。ハイチのすべての県(10県)でコレラ患者と死者の報告が続いています。

また、隣国のドミニカ共和国では、コレラ感染であると確定された症例が73名になり、69名が地元で感染したとされています。10県でコレラ患者の発生が報告されています。(サンティアゴ県、サント・ドミンゴ県、エリアス・ピーニャ県、サン・ファン県、ダハボン県、バルベルデ県、インデペンデンシア県、モンテ・クリスティ県、サン・クリストバル県、マリア・トリニダー・サンチェス県です。)

FORTHでは今後も情報を発信してまいりますので、ハイチおよびドミニカ共和国におでかけの方は情報をごらんになってください。

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