2011年03月30日更新 エジプトで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

エジプトでは、2006年以降、鳥インフルエンザに感染した人の報告が続いています。

2011年3月29日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプトから新たに鳥インフルエンザ(H5N1)の患者が3名報告されました。それぞれ、Suez県の38歳の男性、Giza県の28歳の女性、Behira県の4歳の男児です。38歳の男性は発病後4日で入院し、治療を受けましたが、入院翌日に死亡しました。いずれの患者も、病気や死んだ家禽と接触していました。

エジプトでの鳥インフルエンザ患者数は、2006年からの累計133人で、45人が死亡しました。

現地にご滞在中は、鳥がいっぱいいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。