2011年04月12日更新 エジプトで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。
エジプトでは、2006年以降、鳥インフルエンザに感染した人の報告が続いています。
2011年4月11日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプトから新たに鳥インフルエンザ(H5N1)の患者が4名報告されました。それぞれ、Behaira県の20歳と55歳の女性、Menofeya県の2歳の女児、Fayoum県の1歳の男児です。20歳の女性は発症から5日目に入院し、入院から9日目に死亡しました。3名は回復または安定した状態にあります。
いずれの患者も、病気や死んだ家禽と接触していました。
エジプトでの鳥インフルエンザ患者数は、2006年からの累計141人で、46人が死亡しました。
現地にご滞在中は、鳥がいっぱいいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。