2011年06月01日更新 エジプトで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

エジプトでは2006年以降、鳥インフルエンザに感染した人の報告が続いています。

2011年6月1日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプトから新たに鳥インフルエンザ(H5N1)の患者が報告されました。感染したのは、アレクサンドリア県の30歳の女性で4月26日に発症し、5月3日に入院しましたが、5月9日に死亡しました。

図.エジプト アレキサンドリア県の地図

この患者は、病気の鳥との接触がありました。

エジプトでの鳥インフルエンザ患者数は、2006年からの累計144人で、48人が死亡しました。

現地にご滞在中は、鳥がいっぱいいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。