2011年06月16日更新 エジプトで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。
エジプトでは2006年以降、鳥インフルエンザに感染した人の報告が続いています。
2011年6月16日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプトで新たに鳥インフルエンザ(H5N1)の患者5名が発生しました。それぞれ、ミヌーフィーヤ県の21歳の女性と16歳の男性、アスワン県の40歳の女性、カリュービーヤ県の31歳の男性およびカイロ県の32歳の男性です。ミヌーフィーヤ県の21歳の女性、カリュービーヤ県の男性およびカイロ県の男性の計3名は死亡しました。アスワン県の女性は回復し、ミヌーフィーヤ県の16歳の男性は危篤状態を脱して快方に向かっています。
いずれの患者も症例において、鳥インフルエンザウイルスに感染した疑いのある鳥との接触がありました。
エジプトでの鳥インフルエンザ患者数は、2006年からの累計149人で、51人が死亡しました。
現地にご滞在中は、病気の鳥、死んだ鳥や鳥のフンに絶対に近寄らないでください。鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったりすることを避けてください。