2011年08月03日更新 カンボジアで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

カンボジアでは、2005年以降、鳥インフルエンザに感染した人の報告が続いています。

2011年8月2日に公表されたWHOの情報によりますと、カンボジアで新たに1名の鳥インフルエンザに感染した患者が報告されました。

この患者はバンテアイミエンチェイ州(地図).Mongkul Borei郡,のRohath Teukコミューン, Chork Reaksmey村の4歳の女児です。この女児は発症後、村の民間の開業医で治療を受けた後、病院に入院し治療を受けていましたが、入院から2日後に死亡しました。

この女児の村では死んだ家禽の報告があり、この女児は死んだ家禽と接触がありました。カンボジアでの鳥インフルエンザ患者数は2005年からの累計17人で、15人が死亡しました。今年に入り報告された患者7人がすべて死亡しています。

この女児と接触のあった13人へ鳥インフルエンザの検査が行われましたが、すべて陰性でした。現在も調査が行われており、地元の人々へ啓発が継続されています。

現地に滞在する際は、鳥がいっぱいいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

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