2011年11月04日更新 エジプトで新たに鳥インフルエンザ1症例が確認されました。

2011年11月2日のWHOの発表によりますと、エジプトで新たに鳥インフルエンザ(H5N1)1症例が確認されました。
症例は、ガルビーヤ県マヘーラ(Mahala)地区に住む1歳の男児です。9月17日に発症し、9月21日に入院しました。
患者は、オセルタミビルの治療により回復し、9月25日に退院しました。
感染源の調査の結果、患者は、近所で飼育されている家きんと接触していたことが判明しました。
WHOの世界インフルエンザ・サーベイランスネットワークの国立インフルエンザセンター、エジプト中央公衆衛生研究所において、確定診断されました。
エジプトでは152症例目となり、うち52症例が死亡しています。
現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

出典

WHO :Avian influenza- situation in Egypt - update56
http://www.who.int/csr/don/2011_11_02/en/index.html