2011年11月16日更新 インドネシア(バリ島)で新たに鳥インフルエンザ1症例が確認されました。
2011年11月15日のWHOの発表によりますと、インドネシアで新たに鳥インフルエンザ(H5N1)1症例が確認されました。
症例は、バリ州バンリ県の29歳女性です。前回同県で報告された2症例の母親です。10月10日に発症し、10月17日に死亡しました。
疫学調査の結果、患者の住まいのまわりに家きんが飼育されており、子どもが発症する前に、当家族と近所住民が飼育する家きんが死んでいたことが判明しています。
検査の結果、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスが検出されました。
インドネシアでは182症例目となり、うち150症例が死亡しています。
現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。
出典
Avian influenza–situation in Indonesia- update 8
http://www.who.int/csr/don/2011_11_15/en/index.html