2011年11月30日更新 エジプトで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。
2011年11月29日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプトで新たに鳥インフルエンザA(H5N1)1例が報告されました。
患者は、ダカリーヤ(Dakahlia)県Meet Salseel地区に住む31歳の女性です。2011年11月10日に発症し、11月16日に入院しました。彼女は危険な状態にあり、人工呼吸器による治療を受けています。
感染源の調査の結果、患者は自宅で飼育されている病気や死んだ家きんと接触していたことが判明しました。
患者は11月21日、WHO世界インフルエンザサーベイランスネットワークの国立インフルエンザセンター、エジプト中央公衆衛生研究所において確定診断されました。
エジプトで現在までに確認された153例のうち、52例が死亡しています。
現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。
出典
WHO :Avian influenza- situation in Egypt - update57
http://www.who.int/csr/don/2011_11_29/en/index.html