2012年01月06日更新 エジプトで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

2012年1月5日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプトで新たに鳥インフルエンザA (H5N1)症例1例が報告されました。

症例はミヌーフィーヤ(Menofia)県に住む42歳の男性です。2011年12月16日に発症し、12月21日に入院しタミフルで治療を受けました。症例は重篤な状態で、22日に死亡しました。

症例は12月24日、WHO世界インフルエンザサーベイランスネットワークの国立インフルエンザセンター、エジプト中央公衆衛生研究所において確定診断されました。

感染源調査により、症例は裏庭で飼っている病気や死んだ家きんと接触していたことが判明しています。

エジプトでは現在までに157例の症例が確認され、そのうち55例が死亡しています。

現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

出典

WHO :Avian influenza- situation in Egypt – update60
http://www.who.int/csr/don/2012_01_05/en/index.html