2012年01月06日更新 中国で新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

2012年1月5日に公表されたWHOの情報によりますと、中国で新たに鳥インフルエンザA (H5N1)症例1例が報告されました。

症例は、広東省深圳市に住む39歳の男性です。2011年12月21日に発症し、12月25日に入院しました。その後危篤状態となり、12月31日に死亡しました。
症例は、2011年12月30日に広東CDCにより検査室診断され、12月30日に中国CDCにより確定診断されました。
感染源の調査が現在進められています。症例と密接な接触があった者は監視されており、これまでのところ異常のあった者はいません。
中国で現在までに確認された41例のうち、27例が死亡しています。

現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

出典

WHO :Avian influenza- situation in China – update6
http://www.who.int/csr/don/2012_01_05b/en/index.html