2012年02月06日更新 カメルーンで黄熱の患者が発生しています(更新1)。

2012年2月3日に公表されたWHOの情報によりますと、カメルーン保健省は2011年12月、北部で発生した黄熱のアウトブレイクについてWHOに通知しました。

7人の死亡者を含む合計23症例が2011年10月以降、Guider, Bibemi, Gaschiga, Lagdo, Mayo Oulo , Golombe地区で報告されました。これらの症例は14日以内に発症した発熱と黄疸を伴い、監視システムの一部として同定されました。

6保健地区から少なくとも13症例がカメルーンのパスツール研究所で検査室診断されました。

WHOの国事務所は、政府/保健当局と協力し症例の確定と発生の程度を評価するため、流行地域でフィールド調査を行っています。

GAVI連盟、国連中央緊急対応基金(CERF)、黄熱ワクチンの提供に関する国際調整グループ(YF-ICG)は、リスクが高いと考えられる8保健地区(Guider、Bibemi、Gaschiga、Lagdo、Mayo Oulo、Garoua I Garoua II、Golombe)の120万人以上をカバーする集団予防接種キャンペーンを支援しています。

予防接種キャンペーンは、これらの8保健地区をカバーし、2012年1月23日に始まりました。8保健地区はこれまで黄熱の流行や黄熱ウイルスが循環していなかったため2009年の集団予防接種キャンペーンでは対象外でした。

出典

WHO(GAR)Yellow fever in Cameroon
http://www.who.int/csr/don/2012_02_03/en/index.html

参考

新着情報
2012年1月23日カメルーンで黄熱の患者が発生しています。