2012年02月23日更新 エジプトで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

2012年2月22日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプト保健・人口省は、新たに鳥インフルエンザA(H5N1)患者1例を報告しました。

患者は、ミヌーフィーヤ(Menofia)県に住む45歳の女性です。2012年2月10日に発症し、2月17日にオセルタミビルによる治療を受け、現在は回復しつつあります。WHO世界インフルエンザサーベイランスネットワークの国立インフルエンザセンター、中央公衆衛生検査センターによって、2012年2月18日に確定診断されました。

感染源調査により、患者は裏庭で飼っている家きんと接触していたことが判明しました。

エジプトでは、現在までに160例の患者が確認され、そのうち55例が死亡しています。

現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

出典

WHO(GAR)Avian Influenza- situation in Egypt - update
http://www.who.int/csr/don/2012_02_22/en/index.html