2012年12月19日更新 エジプトとインドネシアで鳥インフルエンザの患者が発生しました

2003年から2012年12月17日までに、鳥インフルエンザA(H5N1)と確定診断された患者は、15か国から610人がWHOへ公式に報告されています。このうち360人が死亡しています。今年は32人が報告されています。

2012年12月17日に公表されたWHOの情報によりますと、11月5日から12月17日の間に、新たに鳥インフルエンザA(H5N1)患者2人がエジプトとインドネシアから報告されました。

エジプトの患者は、ディムヤート県の2歳の女児で、12月3日に発症し、病院でオセルタミビルの処方を受けました。裏庭で飼っている家きん(鶏とアヒル)への接触があったことが分かっています。

インドネシアの患者は、ウエストジャワ州の4歳の男児で、11月30日に発症し、12月5日に入院しましたが、12月6日に死亡しました。近隣の家きん(アヒル)への接触があったことが分かっています。

現地に滞在する方は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気の鳥や死んだ鳥に近寄ったりしないようにしましょう。

出典

WHOInfluenza at the human-animal interface
http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_
interface_17Dec12.pdf[PDF形式:385KB]