ボリビアにおけるウイルス性出血熱発生にかかる情報

外務省(在ボリビア日本国大使館)は7月5日付けで、ボリビアにおけるウイルス性出血熱患者の発生を受けて、注意喚起を促しています。

在ボリビア日本国大使館情報の要点

外務省(在ボリビア日本国大使館)から発表された要点は以下の通りです。
ラパス県北部のカラナビ市において,本年5月上旬に同市内にある市立病院で受診した患者が,また6月上旬に同患者を診察した研修医が同じ症状により死亡しました。
2019年7月3日,ボリビア保健省は、「本件ウイルスを分析施設で検査した結果,『新世界アレナ・ウイルス』であるとの予備的結果が得られた。アレナ・ウイルスの症状として,発熱,筋肉痛,腹痛,頭痛,白血球の減少がある。同ウイルスはネズミを媒介として感染する。また,人から人へも感染するが,人体液(特に血液)による感染である。」とのコミュニケを発出しました。
今後の同ウイルスの感染拡大状況を注視する必要があります。

参考情報

◆外務省(在ボリビア日本国大使館):ボリビア医療情報(ウイルス性出血熱の発生)
https://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/arena_virus.html