中国湖北省武漢における新型コロナウイルスによる肺炎の発生-海外安全情報

外務省は、中国湖北省武漢における原因不明の肺炎の発生していることを受けて、スポット情報を発出し、注意喚起をしています。あわせて、外務省(在上海日本国総領事館)からも情報を発出し、注意喚起をしています。

要点

外務省から1月20日付けで発表された要点は以下の通りです。
●1月20日,中国保健当局は,武漢市で累計198例(うち死亡3例),北京市で2例,深セン市で1例の新型コロナウイルスによる肺炎が確認されたことを発表しました。
●厚生労働省検疫所は,武漢市からの帰国者及び入国者に対して,咳や発熱等の症状がある場合には,検疫官に自己申告するよう呼びかけています。
●最新情報を収集する等、感染予防に努めてください。

中国保健当局からの発表

1、武漢市衛生健康委員会の発表
19日22時までに,198例(うち死亡3例,退院25例)確認された。現在入院中のものは170例であり,うち症状が軽いものは126例,重症が35例,重篤が9例であり,全て武漢市の指定された医療機関で隔離治療を受けている。
2、北京市大興区衛生健康委員会の発表
武漢への渡航歴がある2名に新型コロナウイルスへの感染が確認された。
3、深セン市衛生健康委員会の発表
武漢への渡航歴がある66歳男性1名に新型コロナウイルスへの感染が確認された。

詳細は外務省のHPをご確認ください。
◆海外安全ホームページ:スポット情報
中国湖北省武漢における新型コロナウイルスによる肺炎の発生(その5)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2020C013.html

在上海日本国総領事館情報の要点

外務省(在上海日本国総領事館)から発表された要点は以下の通りです。(2020年1月21日付け)
●1月20日,上海衛生健康委員会は,国家衛生健康委員会は上海市で初めての新型コロナウイルス感染による肺炎の確定診断例(輸入症例)を認めた旨,また,上海市で濃厚接触した2名が現在医学観察中であること発表しました。
●最新情報を収集する等,感染予防に努めてください。

詳細は外務省のHPをご確認ください。
◆在上海日本国総領事館
新型コロナウイルスによる肺炎の発生(1月20日21時現在(北京時間))
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=77737

参考情報

◆中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎について(第5報)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08998.html
 

WHO Coronavirus
https://www.who.int/health-topics/coronavirus