新型コロナウイルス感染症の世界の状況報告

2022年1月2日時点で、直近1週間（12月27日～1月2日）の新規感染者数は952万488人が報告され、前週と比較して71%増加しました。新規死亡者数は4万1,178人が報告され、前週と比較して10%減少しました（図1）。WHOに報告されている全世界の累積感染者数は2億8,886 万7,634人、累積死亡者数は543万7,636人となりました（表1）。
 
全ての地域で新規感染者数が増加しており、アメリカ地域100%、東南アジア地域78%、ヨーロッパ地域65%、東地中海地域40%、西太平洋地域38%、アフリカ地域7%の増加が報告されました。新規死亡者数は、アフリカ地域のみ22%増加しており、他の5地域は6～18%の減少が報告されました。
 
人口10万人当たりの新規感染者数が多いのは、ヨーロッパ地域577.7人とアメリカ地域319.0人でした。これらの地域では、引き続き人口10万人当たりの新規死亡者数も多く、ヨーロッパ地域で2.4人、アメリカ地域で1.1人でした。他の4地域は、人口10万人当たりの新規死亡者数が1人未満の状況です。
 
直近1週間における新規感染者数が多い上位5か国は、アメリカ合衆国（2,556,690人：92%増）、イギリス（1,104,316人：51%増）、フランス（1,093,162人：117%増）、スペイン（649,832人：60%増）、イタリア（644,508人：150%増）でした。
 ※先週に引き続き、年始は変異株の状況について更新しないとのことです。