ブンディブギョウイルスによるエボラ出血熱-コンゴ民主共和国およびウガンダ(2026年6月8日)
海外へ渡航される皆様へ
今回コンゴ民主共和国(DRC) 及びウガンダで報告された疾患は、ブンディブギョウイルスによる感染症で、エボラ出血熱の一種です。ブンディブギョウイルスに感染した動物、患者、または感染が疑われるヒトや遺体の血液、体液、排泄物等との直接接触が主な感染経路です。潜伏期間は感染してから2~21日程度で、初期症状は発熱、頭痛、筋肉痛などで、下痢、嘔吐、発疹などが出現することもあります。進行すると出血傾向、意識障害などの重篤な症状を示し死亡することがあります。
DRCおよびウガンダでは、現在ブンディブギョウイルスによるエボラ出血熱の発生が報告されています。渡航前に、外務省海外安全ホームページで感染症危険情報および危険情報を確認し、渡航地域の危険レベルに応じて渡航の必要性や現地での行動について慎重に検討してください。
〇渡航前の情報収集
エボラ出血熱に関する情報や、DRCおよびウガンダ、ならびに渡航先地域で流行している感染症に関する情報、現地の医療情報を、FORTHや外務省などの公式な情報源で確認してください。トラベルクリニックなどで渡航前に感染対策などを相談することも可能です。
〇渡航中の健康管理
1.基本的な感染予防策
アルコール消毒や石鹸などを使用した手洗いなどの手指衛生は重要です。エボラ出血熱では、感染した動物、患者、遺体の血液・体液等との接触を避けることが特に重要です。また野生動物の肉(Bushmeat、ジビエ肉)の喫食を避けることは、エボラ出血熱に限らず、さまざまな感染症に対して有効です。
2.リスクを軽減するための対策
エボラ出血熱は、感染した動物や患者の血液、体液、排泄物等との直接接触が主な感染経路なので、これらとの接触や遺体に触れること、流行地域での葬儀への参列などは可能な限り避けてください。一般渡航者は、患者や遺体の血液・体液等への接触を避け、必要な場合は現地の保健当局や医療機関の指示に従ってください。職務上対応が必要な場合は、訓練を受けた上で適切な個人防護具(PPE)を使用する必要があります。
3.体調不良時の行動
流行地域で上記のようなリスク行動があり、渡航中に発熱、頭痛などエボラ出血熱を疑う症状が出た場合は、事前に現地の医療機関または保健当局へ連絡し、指示に従って受診してください。受診時には渡航歴、接触歴、現地での行動を必ず伝え、公共交通機関の利用や他者との接触は可能な限り避けてください。
〇帰国後の対応
流行地域に滞在歴があり、日本へ帰国した時に体調に異状がある場合は、空港や港の検疫所で渡航歴、接触歴、現地での行動を伝えた上で相談してください。
帰国後21日間、ご自身の健康状態に注意し、発熱や体調不良がある場合は医療機関を受診する前に、医療機関または保健所へ連絡し、渡航歴・接触歴を伝えた上で指示に従ってください。
そのほか、海外渡航に関する一般的な注意事項は「ここに注意!海外渡航にあたって」をご参照ください。
以下は、WHOのDisease Outbreak Newsの翻訳であり、厚生労働省委託事業「国際感染症危機管理対応人材育成・派遣事業」にて翻訳・メッセージ原案を作成しています。
また、本事例は状況に応じて随時更新されます。
更新情報は随時WHOのサイトで確認してください。
DRCおよびウガンダでは、現在ブンディブギョウイルスによるエボラ出血熱の発生が報告されています。渡航前に、外務省海外安全ホームページで感染症危険情報および危険情報を確認し、渡航地域の危険レベルに応じて渡航の必要性や現地での行動について慎重に検討してください。
〇渡航前の情報収集
エボラ出血熱に関する情報や、DRCおよびウガンダ、ならびに渡航先地域で流行している感染症に関する情報、現地の医療情報を、FORTHや外務省などの公式な情報源で確認してください。トラベルクリニックなどで渡航前に感染対策などを相談することも可能です。
〇渡航中の健康管理
1.基本的な感染予防策
アルコール消毒や石鹸などを使用した手洗いなどの手指衛生は重要です。エボラ出血熱では、感染した動物、患者、遺体の血液・体液等との接触を避けることが特に重要です。また野生動物の肉(Bushmeat、ジビエ肉)の喫食を避けることは、エボラ出血熱に限らず、さまざまな感染症に対して有効です。
2.リスクを軽減するための対策
エボラ出血熱は、感染した動物や患者の血液、体液、排泄物等との直接接触が主な感染経路なので、これらとの接触や遺体に触れること、流行地域での葬儀への参列などは可能な限り避けてください。一般渡航者は、患者や遺体の血液・体液等への接触を避け、必要な場合は現地の保健当局や医療機関の指示に従ってください。職務上対応が必要な場合は、訓練を受けた上で適切な個人防護具(PPE)を使用する必要があります。
3.体調不良時の行動
流行地域で上記のようなリスク行動があり、渡航中に発熱、頭痛などエボラ出血熱を疑う症状が出た場合は、事前に現地の医療機関または保健当局へ連絡し、指示に従って受診してください。受診時には渡航歴、接触歴、現地での行動を必ず伝え、公共交通機関の利用や他者との接触は可能な限り避けてください。
〇帰国後の対応
流行地域に滞在歴があり、日本へ帰国した時に体調に異状がある場合は、空港や港の検疫所で渡航歴、接触歴、現地での行動を伝えた上で相談してください。
帰国後21日間、ご自身の健康状態に注意し、発熱や体調不良がある場合は医療機関を受診する前に、医療機関または保健所へ連絡し、渡航歴・接触歴を伝えた上で指示に従ってください。
そのほか、海外渡航に関する一般的な注意事項は「ここに注意!海外渡航にあたって」をご参照ください。
以下は、WHOのDisease Outbreak Newsの翻訳であり、厚生労働省委託事業「国際感染症危機管理対応人材育成・派遣事業」にて翻訳・メッセージ原案を作成しています。
また、本事例は状況に応じて随時更新されます。
更新情報は随時WHOのサイトで確認してください。
状況の概要
コンゴ民主共和国(DRC)におけるブンディブギョウイルスによるエボラ出血熱(BVD)のアウトブレイクは急速に進展し続けており、症例数の増加、地理的拡大、ウガンダへの国境を越えた感染伝播が確認されています。6月6日時点で、DRCでは確定例515例(うち91例が死亡)が報告されています。ウガンダでは、確定例19例(うち2例が死亡)および死亡した可能性例1例が報告されています。
ウガンダにおける流行は、DRCを発端とする感染伝播と疫学的に関連しており、DRCからの輸入例と、接触者・医療従事者間での二次感染の両方が確認されています。両国の当局は、WHOおよびパートナー機関と連携し、広範な対応策を実施しています。6月5日、アフリカ疾病予防管理センター(アフリカCDC)およびWHOは、パートナー機関とともに、アフリカ諸国におけるエボラ出血熱のアウトブレイクへの備えと早期探知・対応を支援するため、5億1,800万米ドルの拠出を求める大陸規模の共同準備・対応計画を発表しました。
ウガンダにおける流行は、DRCを発端とする感染伝播と疫学的に関連しており、DRCからの輸入例と、接触者・医療従事者間での二次感染の両方が確認されています。両国の当局は、WHOおよびパートナー機関と連携し、広範な対応策を実施しています。6月5日、アフリカ疾病予防管理センター(アフリカCDC)およびWHOは、パートナー機関とともに、アフリカ諸国におけるエボラ出血熱のアウトブレイクへの備えと早期探知・対応を支援するため、5億1,800万米ドルの拠出を求める大陸規模の共同準備・対応計画を発表しました。
発生の詳細
2026年5月29日に前回のDisease Outbreak Newsが公表されて以降、DRCおよびウガンダでは、確定例および死亡例が急速に増加しています。両国で、合計534例の確定例が報告され、うち93例が死亡(致命率(CFR)17.4%)し、少なくとも17例が回復しています。
図1.DRCおよびウガンダにおけるBVD確定例の分布、2026年6月6日時点

図1.DRCおよびウガンダにおけるBVD確定例の分布、2026年6月6日時点

DRC
5月29日以降、DRCでは新たに390例の確定例が報告されており、このうち確定死亡例は74例でした。検査・診断能力の拡充により、以前に採取されたものの未処理であった検体の検査が可能になったことも、確定例増加の一因です。2026年6月6日時点で、DRCにおける確定例の累計は515例(うち死亡例91例、CFR 17.7%)となっています。アウトブレイク宣言前に発生した多数の死亡例が現在も調査中であるため、今回報告されたCFRは、過小評価されている可能性があります。これまでに12人の患者が回復しています。症例は、イツリ州(36保健区域中17保健区域)、北キブ州(35保健区域中7保健区域)、南キブ州(34保健区域中1保健区域)で計25保健区域から報告されています。これまでに、医療・介護従事者で確定例16例が報告されています。
アウトブレイクは引き続きイツリ州に集中しており、確定例の94%(487例)を占めています。CFRはイツリ州で15%(487例中74例死亡)であり、北キブ州の64%(25例中16例死亡)と比べて非常に低くなっています。イツリ州で確定例の報告が多い保健区域は、ブニア(142例)、ルワンパラ(98例)、モンワル(92例)、ニャンクンデ(24例)です。
6月6日時点で、5,040人の接触者が特定され、イツリ州(4,118人)、北キブ州(699人)、南キブ州(223人)において健康観察の対象となっています。このうち、2,535人が直近24時間以内に健康観察を受けており、健康観察率はイツリ州43.2%、北キブ州82.5%、南キブ州80.3%となっています。
発生地域において、医療施設に影響を及ぼす治安関連の事案が増加しており、対応活動に新たな課題をもたらしています。こうした状況により、発生地域へのアクセスが制限され、サーベイランスおよび対応活動が妨げられるとともに、感染伝播が探知されないリスクが高まっています。このような事案は、現地の状況の困難さと、地域のリーダーおよびコミュニティと緊密に連携することの重要性を改めて示しています。
図2:DRCにおける報告日別の確定例数(n=515、死亡例含む)、2026年6月6日時点

注:新たに報告された確定例/死亡例は、未処理分の検体の遡及的な検査結果が含まれている可能性があるため、必ずしも新規の感染とは限りません。
アウトブレイクは引き続きイツリ州に集中しており、確定例の94%(487例)を占めています。CFRはイツリ州で15%(487例中74例死亡)であり、北キブ州の64%(25例中16例死亡)と比べて非常に低くなっています。イツリ州で確定例の報告が多い保健区域は、ブニア(142例)、ルワンパラ(98例)、モンワル(92例)、ニャンクンデ(24例)です。
6月6日時点で、5,040人の接触者が特定され、イツリ州(4,118人)、北キブ州(699人)、南キブ州(223人)において健康観察の対象となっています。このうち、2,535人が直近24時間以内に健康観察を受けており、健康観察率はイツリ州43.2%、北キブ州82.5%、南キブ州80.3%となっています。
発生地域において、医療施設に影響を及ぼす治安関連の事案が増加しており、対応活動に新たな課題をもたらしています。こうした状況により、発生地域へのアクセスが制限され、サーベイランスおよび対応活動が妨げられるとともに、感染伝播が探知されないリスクが高まっています。このような事案は、現地の状況の困難さと、地域のリーダーおよびコミュニティと緊密に連携することの重要性を改めて示しています。
図2:DRCにおける報告日別の確定例数(n=515、死亡例含む)、2026年6月6日時点

注:新たに報告された確定例/死亡例は、未処理分の検体の遡及的な検査結果が含まれている可能性があるため、必ずしも新規の感染とは限りません。
ウガンダ
5月29日付の更新以降、ウガンダでは、新たに確定例10例および死亡例1例が報告されました。2026年6月6日時点で、輸入例における死亡例2例を含む確定例19例、および死亡した可能性例1例が報告されています。回復例は5例が報告されています。累計症例のうち、14例は輸入例であり、5例はウガンダ国籍の症例です。これらの症例は、カンパラ市およびワキソ県から報告されました。これまでのところ、ウガンダにおける症例はすべて、DRCからの渡航者、または関連する二次感染と関連付けることができ、ウガンダ国内での地域内感染は報告されていません。曝露リスクは、医療現場および国境を越えた移動に関連しています。
症例の約70%は、医師の診察を受けるためウガンダに入国したDRC国籍者です。これには、DRCからウガンダ経由でアラブ首長国連邦(UAE)へ渡航し、その後ウガンダへ戻ったDRC国籍者が含まれます。WHOは、UAEおよびウガンダの公衆衛生当局と連携し、国際保健規則(IHR)の国家連絡窓口を通じて、曝露リスクの評価および接触者追跡の促進のため、追加情報を収集しています。現時点で入手可能な情報に基づくと、当該症例がUAEへの渡航中または同国からの帰途において、エボラ出血熱と明確に認識される症状を呈していたという証拠はありません。症例の報告を受けて、UAE当局は、リスク評価、接触者追跡調査、特定された接触者の健康観察、公衆衛生調査、入国地点における水際対策強化、関連する国内外のパートナー機関との連携を迅速に実施しました。これまでの疫学調査では、UAEにおける二次感染例、地域内感染、またはさらなる感染拡大を示す証拠は特定されていません。これらの結果は、UAEにおける本事象に関連した感染伝播のリスクは低いとの結論を裏付けています。
6月2日時点で、ウガンダにおける各症例に関連する接触者は計668人特定され、健康観察の対象となっています。これらには、家庭内での濃厚接触者および症例が入院した医療施設での接触者が含まれます。
図3:ウガンダにおける報告日別の確定例数(n=19、死亡例含む)、2026年6月6日時点

症例の約70%は、医師の診察を受けるためウガンダに入国したDRC国籍者です。これには、DRCからウガンダ経由でアラブ首長国連邦(UAE)へ渡航し、その後ウガンダへ戻ったDRC国籍者が含まれます。WHOは、UAEおよびウガンダの公衆衛生当局と連携し、国際保健規則(IHR)の国家連絡窓口を通じて、曝露リスクの評価および接触者追跡の促進のため、追加情報を収集しています。現時点で入手可能な情報に基づくと、当該症例がUAEへの渡航中または同国からの帰途において、エボラ出血熱と明確に認識される症状を呈していたという証拠はありません。症例の報告を受けて、UAE当局は、リスク評価、接触者追跡調査、特定された接触者の健康観察、公衆衛生調査、入国地点における水際対策強化、関連する国内外のパートナー機関との連携を迅速に実施しました。これまでの疫学調査では、UAEにおける二次感染例、地域内感染、またはさらなる感染拡大を示す証拠は特定されていません。これらの結果は、UAEにおける本事象に関連した感染伝播のリスクは低いとの結論を裏付けています。
6月2日時点で、ウガンダにおける各症例に関連する接触者は計668人特定され、健康観察の対象となっています。これらには、家庭内での濃厚接触者および症例が入院した医療施設での接触者が含まれます。
図3:ウガンダにおける報告日別の確定例数(n=19、死亡例含む)、2026年6月6日時点

BVDの疫学
BVDは、オルソエボラウイルスの1種であるブンディブギョウイルスによって引き起こされる、重症でしばしば致死的なエボラ出血熱の一形態です。人獣共通感染症であり、フルーツコウモリが自然宿主と考えられています。ヒトへの感染は、コウモリや非ヒト霊長類などの感染した野生動物の血液または分泌物との濃厚接触により発生し、その後、感染者の血液、分泌物、臓器、その他の体液または汚染された表面との直接接触によってヒトからヒトへ広がります。特に、感染予防管理(IPC)対策が不十分な医療現場や遺体との直接接触を伴う安全でない埋葬の慣習の際に、感染が拡大します。
BVDの潜伏期間は2~21日であり、通常、ヒトは症状発現まで感染力を持ちません。初期症状は発熱、疲労、筋肉痛、頭痛、咽頭痛など非特異的で、そのため臨床診断が複雑になり、発見が遅れる可能性があります。これらは消化器症状、臓器機能障害、場合によっては出血症状へ進行します。ウガンダおよびDRCで2007年および2012年に報告された過去2回のBVDアウトブレイクにおける致命率は、約30~50%でした。
PCRまたは抗原/抗体ベースのアッセイを用いた検査による確認なしに、BVDをマラリアなどの地域で流行している他の発熱性疾患と鑑別することは困難です。現在、BVDに対して承認されたワクチンも特異的な治療も存在しないため、制御は、迅速な症例特定、隔離とケア、接触者追跡、安全な埋葬、強力なコミュニティエンゲージメントに依存します。
BVDの潜伏期間は2~21日であり、通常、ヒトは症状発現まで感染力を持ちません。初期症状は発熱、疲労、筋肉痛、頭痛、咽頭痛など非特異的で、そのため臨床診断が複雑になり、発見が遅れる可能性があります。これらは消化器症状、臓器機能障害、場合によっては出血症状へ進行します。ウガンダおよびDRCで2007年および2012年に報告された過去2回のBVDアウトブレイクにおける致命率は、約30~50%でした。
PCRまたは抗原/抗体ベースのアッセイを用いた検査による確認なしに、BVDをマラリアなどの地域で流行している他の発熱性疾患と鑑別することは困難です。現在、BVDに対して承認されたワクチンも特異的な治療も存在しないため、制御は、迅速な症例特定、隔離とケア、接触者追跡、安全な埋葬、強力なコミュニティエンゲージメントに依存します。
公衆衛生上の取り組み
DRCおよびウガンダの保健当局は、WHOおよびパートナー機関と連携し、大陸規模の対応計画の実施、深刻な資金不足への対処として資金提供者への働きかけと追加資源の調達、ならびに発生地域・リスクのある地域全体での対応活動の維持・継続を含む、包括的な公衆衛生対策を実施しています。
主要な対応活動には、機関間の調整および現地へのチーム派遣、医療物資の提供、サーベイランスの強化、検査室能力の拡充、感染予防管理、安全で最適化された治療センターの設置、リスクコミュニケーションとコミュニティエンゲージメント、潜在的な感染症危機対応医薬品等(MCMs; Medical Countermeasures)に関する研究が含まれます。
各国保健省、WHOおよびパートナー機関による公衆衛生上の対応活動に関する詳細については、WHOアフリカ地域事務局が公表した最新の状況報告書「DRC・ウガンダにおけるBVDアウトブレイク|週次状況報告書03、2026年5月31日時点のデータ|WHO|アフリカ地域事務局」を参照してください。
主要な対応活動には、機関間の調整および現地へのチーム派遣、医療物資の提供、サーベイランスの強化、検査室能力の拡充、感染予防管理、安全で最適化された治療センターの設置、リスクコミュニケーションとコミュニティエンゲージメント、潜在的な感染症危機対応医薬品等(MCMs; Medical Countermeasures)に関する研究が含まれます。
各国保健省、WHOおよびパートナー機関による公衆衛生上の対応活動に関する詳細については、WHOアフリカ地域事務局が公表した最新の状況報告書「DRC・ウガンダにおけるBVDアウトブレイク|週次状況報告書03、2026年5月31日時点のデータ|WHO|アフリカ地域事務局」を参照してください。
WHOによるリスク評価
2026年6月6日、WHOは、新たに得られた情報およびWHOの暫定的勧告を踏まえて、BVDアウトブレイクのリスクを再評価しました。本報告時点でブンディブギョウイルスの検出が報告されたDRCおよびウガンダと陸路で国境を接する国々のリスクは、アフリカ地域内のその他の国々のリスクと区別して評価されています。
DRCにおけるリスクは、感染伝播が継続し、新たな保健区域へのアウトブレイク拡大が続いており、国内および地域へのさらなる感染拡大の可能性が高まっていることから、引き続き「非常に高い」と評価されています。
ウガンダにおけるリスクは、輸入例による国境を越えた感染拡大が確認されていること、ブンディブギョウイルスやスーダンウイルスによるエボラ出血熱のアウトブレイクなど、歴史的にエボラ出血熱のアウトブレイクが発生しており、DRC東部からウガンダ西部にかけての疫学的関連が現在もみられることから、引き続き「高い」と評価されています。
ブンディブギョウイルスの検出が報告された国々と陸路で国境を接する国では、国境を越えた貿易および採掘活動に関連した人の移動が継続していること、各国でブンディブギョウイルスへの対応力および経験のばらつき、準備状況の差異により、リスクは「高い」と評価されています。
アフリカ地域のその他の国々および世界全体でのリスクは「低い」と評価されています。
DRCにおけるリスクは、感染伝播が継続し、新たな保健区域へのアウトブレイク拡大が続いており、国内および地域へのさらなる感染拡大の可能性が高まっていることから、引き続き「非常に高い」と評価されています。
ウガンダにおけるリスクは、輸入例による国境を越えた感染拡大が確認されていること、ブンディブギョウイルスやスーダンウイルスによるエボラ出血熱のアウトブレイクなど、歴史的にエボラ出血熱のアウトブレイクが発生しており、DRC東部からウガンダ西部にかけての疫学的関連が現在もみられることから、引き続き「高い」と評価されています。
ブンディブギョウイルスの検出が報告された国々と陸路で国境を接する国では、国境を越えた貿易および採掘活動に関連した人の移動が継続していること、各国でブンディブギョウイルスへの対応力および経験のばらつき、準備状況の差異により、リスクは「高い」と評価されています。
アフリカ地域のその他の国々および世界全体でのリスクは「低い」と評価されています。
WHOからのアドバイス
WHOは、現在入手可能な情報に基づき、DRCまたはウガンダへの渡航や貿易を制限しないよう勧告しています。WHOは、本事例に関連する渡航および貿易上の措置について、引き続き注視し、必要に応じて確認を行います。
国境における健康対策および国際渡航に関連した暫定勧告の実施に係る考慮事項の詳細は、2026年5月26日に発出された技術文書を参照してください。
2026年5月22日に締約国へ向けて発出された暫定勧告は、地域でのさらなる感染拡大を予防し、公衆衛生上の取り組みを確実に効果的なものにするため、アウトブレイク対応の協調、国境を越えた連携の強化、継続的なサーベイランスと備えの重要性を強調しています。
WHOは、BVDに対するワクチン候補および治療薬を評価するため、予防接種に関する専門家戦略諮問グループ(SAGE)を含む複数の技術諮問グループを招集しました。主要な勧告は、2026年5月28日に公表されたニュースリリースで確認できます。
国境における健康対策および国際渡航に関連した暫定勧告の実施に係る考慮事項の詳細は、2026年5月26日に発出された技術文書を参照してください。
2026年5月22日に締約国へ向けて発出された暫定勧告は、地域でのさらなる感染拡大を予防し、公衆衛生上の取り組みを確実に効果的なものにするため、アウトブレイク対応の協調、国境を越えた連携の強化、継続的なサーベイランスと備えの重要性を強調しています。
WHOは、BVDに対するワクチン候補および治療薬を評価するため、予防接種に関する専門家戦略諮問グループ(SAGE)を含む複数の技術諮問グループを招集しました。主要な勧告は、2026年5月28日に公表されたニュースリリースで確認できます。
DRCにおけるBVDアウトブレイクに関する定期情報
出典
World Health Organization(8 June 2026)Disease Outbreak News; Ebola disease caused by Bundibugyo virus, Democratic Republic of the Congo & Uganda
https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2026-DON606
https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2026-DON606
備考
This is an adaptation of an original work “Ebola disease caused by Bundibugyo virus, Democratic Republic of the Congo & Uganda. Geneva: World Health Organization (WHO); 2026. License: CC BY-NC-SA 3.0 IGO”. This adaptation was not created by WHO. WHO is not responsible for the content or accuracy of this adaptation. The original edition shall be the binding and authentic edition.
