蠕虫症は、蠕虫という種類の寄生虫に寄生されることによってかかる病気で、ヒトからヒトへうつることはありません。
大便がしみ込んだ土壌と皮膚が接触したときにうつります。そのような土壌で生産された農作物を生のまま食べることによってうつります。
無症状の場合が多いです。腹部・胸部の不快感、発熱、せきなどがおこります。重症の場合は腸閉塞やひどい下痢を起こすことがあります。
駆虫薬を服用します。
ワクチンはありません。食事をする前によく手を洗いましょう。十分に加熱されたものを食べましょう。加熱せずに食べるものについてはよく洗いましょう。大便で汚染されている土壌の上を裸足で歩くのはやめましょう。
世界中で発生していますが、特に熱帯の発展途上国でのリスクが高いです。