肺炎球菌感染症(Pneumococcal Disease)

肺炎球菌感染症(Pneumococcal Disease)とは

肺炎球菌性疾患は肺炎球菌による病気です。人から人へとうつります。多くの人は、肺炎球菌を持っていても、症状がない状態で通常に暮らしています。

どうやってうつる

菌を持っている人の咳やくしゃみなどに含まれる唾液が口に入るとうつります。

症状

突然の発熱と倦怠感がおこります。肺炎を起こした場合には、咳や胸の痛みがおこり、血の混じった痰がでます。頭痛や痙攣が起こったり、首が動かしにくくなったりする場合があります。

治療

抗生物質による治療が行われます。

予防

ワクチンの接種が効果的です。年齢に応じた正しいワクチンと正しいスケジュールで接種を行う必要があります。詳しくは医師にご相談ください。喫煙者は肺炎球菌性肺炎になりやすいことが知られていますので、健康のために禁煙をお勧めします。高齢者および慢性の病気にかかっている人は発病しやすいので、病気がうつりやすい人ごみを避けるようにしましょう。

危険のある地域

世界中に発生が見られます。

さらに詳しい情報

アメリカ疾病管理予防センター(CDC):Yellow Book 肺炎球菌感染症(英文)