新型コロナウイルス感染症について

昨年12月以降、新型コロナウイルス感染症の発生が報告されて以来、日本を含む各国での報告がなされています。現在の状況と考え方、国民の皆さまへのメッセージなどの情報は厚生労働省のホームページをご覧ください。

◆厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

◆成田空港検疫所(成田空港から入国する際の検疫手続きについて)
https://www.forth.go.jp/keneki/narita/

参考情報
外務省:海外安全情報

https://www.anzen.mofa.go.jp/

 

検疫所での対応について(2020.5.16現在)

新型コロナウイルス感染症は政令により「検疫法第34条の感染症の種類」として指定されています。当該指定により、外国から日本へ入国しようとする方に対する質問・診察の実施、患者等の隔離・停留のほか、航空機等に対する消毒等の措置を講じています。

 

新型コロナウイルス感染症に関し、全国の検疫所において実施されている検疫強化の概要は次のとおりです。
(厚生労働省ホームページ「水際対策の抜本的強化に関するQ&A」から抜粋)
 
入国日の過去14日以内に『入管法に基づく入国制限対象地域(※1)』に滞在歴のある方、『検疫強化対象地域(※2)』に滞在歴がある方には、入国の前後で以下の対応をお願いします。
 
■健康状態に異常のない方も含め、入国日を0日として14日目まで、検疫所長の指定する場所(自宅など)で待機し、空港等からの移動も含め公共交通機関を使用しないこと
■このため、入国前に、ご自身で入国後に待機する滞在先と、空港からその滞在先まで移動する手段(公共交通機関以外)を確保すること
■入国の際に、検疫官によって、入国後に待機する滞在先と、空港から移動する手段について検疫所に登録いただくこと
 
加えて、検疫強化対象地域として追加された日にかかわらず、入国した日の過去14日以内に『入管法に基づく入国制限対象地域(※1)』に滞在歴のある方については、全員にPCR 検査と、保健所等による定期的な健康確認を実施させていただくこととしています。

(※1)入管法に基づく入国制限対象地域
(外務省による感染症危険情報レベル3)
アジア 中国(香港、マカオ含む)、台湾、韓国、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、モルディブ
ヨーロッパ サンマリノ、アイスランド、アンドラ、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、スイス、スペイン、スロベニア、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、フランス、ベルギー、マルタ、モナコ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、アイルランド、スウェーデン、ポルトガル、ギリシャ、スロバキア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポーランド、ラトビア、リトアニア、英国、キプロス、クロアチア、コソボ、ブルガリア、ルーマニア、アルバニア、アルメニア、モルドバ、モンテネグロ、北マケドニア、セルビア、ウクライナ、ロシア、アゼルバイジャンカザフスタン
中東 アラブ首長国連邦、イラン、イスラエル、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、トルコ、バーレーン
アフリカ エジプト、コードジボワール、コンゴ民主共和国、ジブチ、モーリシャス、モロッコ、カーボベルデガボンギニアビサウサントメ・プリンシペ赤道ギニア
北米 アメリカ合衆国、カナダ
中南米 アンティグア・バーブーダ、エクアドル、セントクリストファー・ネービス、チリ、ドミニカ国、ドミニカ共和国、バルバドス、パナマ、ブラジル、ペルー、ボリビア、バハマメキシコウルグアイホンジュラスコロンビア
大洋州 オーストラリア、ニュージーランド
 太字は5月16日に追加になった国・地域 

(※2)検疫強化対象地域 (外務省による感染症危険情報レベル2)
※1以外の全ての国と地域
 

法務省新型コロナウイルス感染症に関する情報

海外に出国される皆様へ

外務省から感染症危険情報が出ております。詳細については外務省 海外安全ホームページをご参照ください。
 https://www.anzen.mofa.go.jp/
 
 

海外へ渡航される方へ(新型コロナウイルス感染症に関して)

外務省から全世界に対する感染症危険情報が2020年3月25日に発出されています。
詳細はこちらをご覧ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/info0325.html

海外への渡航を計画する前に
・渡航先が流行地域ではないか、外務省から感染症危険情報が出されていないか、よく確認してください。
外務省 海外安全情報HP(https://www.anzen.mofa.go.jp/

業務などで流行地域にやむを得ず渡航せざるを得ない場合
・航空会社や渡航先の日本国大使館・領事館などが公表する情報を参照するなど、十分な事前の情報収集と準備を行い、職場や産業医などと相談し検討をしてください。

流行地域ではない地域への渡航の場合
・渡航先の最新の新型コロナウイルスの流行状況を確認してください。
 ◆FORTH 2020年の新着情報一覧
 (https://www.forth.go.jp/topics/2020/index.html
 ◆外務省 各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況
 (https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html
 ◆WHO Situation Reports
  (https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/)
   ◆WHO COVID-19 situation dashboard
    (http://who.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/c88e37cfc43b4ed3baf977d77e4a0667)

・旅行保険の加入を検討してください。補償内容(新型コロナウイルス感染症が補償対象となるか、補償限度額や医療サービスの範囲など)の  確認もしてください。次のページをご参照ください。
  ◆FORTH  いざという時の旅行保険     (https://www.forth.go.jp/useful/attention/05.html
・高齢者や持病のある方は様々な感染のリスクを増加させます。かかりつけ医にご相談ください。
  ◆FORTH 慢性の病気のある方に (https://www.forth.go.jp/useful/attention/04.html
・旅行代理店や航空会社から渡航先の渡航措置(入国制限や一定期間の健康監視等)の有無や入出国時のスクリーニング、また予防対策については厚生労働省の情報を確認してください。
 ◆外務省 各国における新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置と入国後の行動制限に関する状況
 (https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html)
 ◆厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について
  (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)
・最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報配信サービス「たびレジ」【外務省】への登録

旅行中に注意すべきこと
・特に咳やくしゃみをした後、食べものを取り扱ったり、食べたりする前に、石鹸と水または消毒剤で定期的に手を洗ってください。
・咳やくしゃみをする時は、使い捨てのティッシュを使用し、使用済みのティッシュは慎重かつ速やかに捨ててください。
・気分が悪いと思われる人との密接な接触を避け、個人的なものの(タオル、箸、スプーンなど)共有を避けてください。
・生きている鳥や動物が売られている市場、裏側または養鶏場を訪問することは避け、野生または飼育されている鳥(生きている又は死んでいる)に触れないでください。
・動物や鳥の糞で汚染されている可能性のある動物、鳥との接触を避けてください。
・鶏肉、卵料理、鴨料理など、加熱が不十分な肉や生の肉を食べたり取り扱ったりしないでください。

外国で具合が悪くなった場合
・渡航先で咳や発熱、息切れなどの症状が出た場合は、他の人たちとの接触を避けてください。
・医療機関や保険会社、旅行会社へ相談をしてください。
・旅行を始める、または旅行を続ける前に医療機関の案内を探してください。
・完全に体調がよくなれば、旅行して問題ないか医療機関に相談してください。

帰国時・帰宅後に体調が悪くなったら
・空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の方を対象に健康相談を行っています。
渡航中や帰国時に発熱や咳、下痢、具合が悪いなど体調に不安がある場合、又は健康上心配なことがありましたら、検疫官までご相談ください。
・帰国後、渡航中あるいは帰国直後に症状がなくても、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)と言われている14日の間にしばらくしてから具合が悪くなることがあります。
その際は、「厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について」をご覧いただき、「帰国者・接触者相談センター」または最寄りの「保健所」(にお問い合わせしていただき、渡航先、滞在期間、渡航先での職歴や活動内容、患者との接触の有無などについて必ず伝えてください。その他一般的な相談を行いたい場合は、新型コロナウイルス一般電話相談窓口(0120-565653)にお問い合わせください。
  厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
  帰国者・接触者相談センター:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
  保健所:保健所管轄区域案内(厚生労働省HP)www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/index.html

関連リンク・資料など

◆厚生労働省
新型コロナウイルス感染症について
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
※国民の皆様へのメッセージや発熱等の症状があった場合の対応、自治体・医療機関向けの情報、航空会社向けの情報などが掲載されています。

◆国立感染症研究所
新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報について
 https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
※保健医療関係者向けの情報として、新型コロナウイルス感染症の現状の評価と国内のサーベイランス、積極的疫学調査、院内感染対策などの情報が掲載されています。

◆外務省 海外安全情報
 https://www.anzen.mofa.go.jp/
※渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域について「感染症危険情報」が発出されています。

 各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況
  https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html
 

◆WHO 
 Novel Coronavirus (2019-nCoV)
  https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
  https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/
  http://who.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/c88e37cfc43b4ed3baf977d77e4a0667
 現在のCOVID-19のアウトブレイク環境におけるマスギャザリングの計画への主要な推奨事項
  https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/20200301.html
    
◆厚生労働省・外務省
  COVID-19に関するWHO・中国合同調査団による報告書
   概要・仮訳:厚生労働省・外務省 外務省海外安全ホームページ
    https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/WHO_Report.html 
   原文:WHOホームページ
    https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/who-china-joint-mission-on-covid-19-final-report.pdf 
◆WHO神戸センター
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)WHO公式情報特設ページ
 https://extranet.who.int/kobe_centre/ja/news/COVID19_specialpage