2010年03月12日更新 ヨーロッパのクリミア・コンゴ出血熱について。
クリミア・コンゴ出血熱は、主にマダニに刺されることで感染する病気で、アフリカ、アジア、中東、東ヨーロッパでみられます。
2010年3月11日に発表されたユーロサーベイランスの記事によりますと、ヨーロッパでの流行は、現在のところ、ブルガリアでの流行に留まっていますが、この10年間に、アルバニア、コソボ、トルコ、ウクライナ、また、ロシア連邦の南西地域で流行があったことが記録されています。2008年6月には、ギリシャで初めての発生報告がありました。
流行地で屋外活動をする時にはDEET(ディート)を含む虫よけスプレーを使用しましょう。