2010年07月21日更新 コンゴ民主共和国で黄熱の患者が発生しました。

黄熱は蚊によって感染し、死亡するリスクの高い病気です。非常に有効な予防接種があります。サハラ砂漠よりも南のアフリカ地域や、中南米の熱帯地域には、黄熱に感染する危険のある地域が多く存在しています。世界では入国に際して黄熱ワクチンの接種が求められる国がたくさんあります。
WHOは2010年7月19日に、コンゴ民主共和国で2010年6月以降12例の黄熱が疑われる人が報告され、そのなかの2例が死亡したと発表しました。

コンゴ民主共和国への入国に際しては、1歳を超えるすべての人に黄熱予防接種証明書(黄熱ワクチン接種後に発行されます)が必要とされています。黄熱ワクチンの接種が可能な機関については、こちらを参照ください。

感染予防情報