2011年01月04日更新 エジプトで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。
エジプトでは、2006年以降、鳥インフルエンザに感染した人の報告が続いています。
2010年12月29日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプトから、新たに鳥インフルエンザ(H5N1)の患者が2人報告されました。28歳女性は、発病後2日目に入院し、改善しました。11歳女児は、症状が出始めた翌日に入院し、抗ウイルス治療などを受けましたが、入院の4日後に死亡しました。
エジプトでの鳥インフルエンザ患者数は、2006年からの累計115人で、38人が死亡しました。2010年の患者数は25人で、このうち死亡者は11人になりました。
現地にご滞在中は、鳥がいっぱいいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。