2011年01月20日更新 ウガンダで黄熱が流行しています。

黄熱は蚊によって感染し、死亡するリスクの高い病気です。非常に有効な予防接種があります。サハラ砂漠よりも南のアフリカ地域や、中南米の熱帯地域には、黄熱に感染する危険のある地域が多く存在しています。世界では入国に際して黄熱ワクチンの接種が求められる国がたくさんあります。

2010年12月23日に、ウガンダ保健大臣より黄熱患者の報告がありました。報告のあった地域は、スーダン南部との国境近隣のAbim、Agago、およびKitgumの3つの県です。 黄熱を疑う患者は死亡者53人を含む226人で、ウガンダ北部の12の県で報告されています。現地では、黄熱の予防接種を勧めています。

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ウガンダ入国に際しては、黄熱の感染リスクがある国からの旅行者に対して、黄熱ワクチン接種が要求されていますが、リスクがない国からの入国の場合必須とはされていません。
このため、ご自身の黄熱ワクチン接種について確認していただき、この10年間に黄熱ワクチンを受けていない場合、ウガンダ北部には旅行しないように勧奨します。また、黄熱ワクチンは効果が現れるまで10日間を要します。このため、ウガンダ北部に旅行する場合には、黄熱ワクチン接種後少なくとも10日間、現地に入らないようにしなければなりません。

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