2015年03月04日更新 モザンビークでコレラが流行しています
コレラは、コレラ菌によって下痢や嘔吐が生じる病気です。最近のコレラは症状が軽いことが多いですが、ときに重い下痢が起こり、脱水から死亡することもあります。
2015年3月3日付けで公表された外務省の渡航情報によりますと、モザンビークでコレラが流行しています。北部を中心にコレラが発生、流行しており、テテ州、ナンプラ州、ニアッサ州、ザンベジア州で感染者が報告されています。
モザンビークへ渡航、滞在される方は、今後の情報に注意していただくとともに、以下の対策を行ってください。
- 飲料水や歯みがき、うがいの水にはミネラルウォーターを使うか、十分に沸騰させた水を使うこと。氷は生水から作られている可能性があるので食べないこと。
- 食事は加熱されたものを、冷めないうちに食べること。
- 食事の前、トイレの後には石けんと水で十分に手洗いすること。
- 下痢になった場合、以下の作り方で作った水を十分にとり、できるだけ早く医療機関で診療を受けること。
感染症情報
出典
外務省海外安全ホームページ
渡航情報:モザンビーク北部におけるコレラの流行
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2015C062