マールブルグ病 - ルワンダ共和国
状況概要
2024年9月27日、ルワンダ共和国(以下、ルワンダ)保健省はマールブルグ病の発生を発表しました。ルワンダ生物医学センターの国立リファレンス・ラボラトリーで、症状のある人々から採取した血液検体をリアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)で検査したところ、マールブルグウイルスが陽性となりました。2024年9月29日現在、8例の死亡者を含む合計26例の確定例が報告されています。症例は国内30地区のうち7地区から報告されています。確定例のうち70%以上がキガリ州の2つの医療施設の医療従事者です。患者は病院で治療を受けています。接触者の追跡調査が行われており、300例が追跡調査下にあります。ルワンダでマールブルグ病が報告されたのは今回が初めてです。ルワンダ政府は、世界保健機関(WHO ; World Health Organization)や連携組織の支援を受け、対応を調整しています。現在、マールブルグ病の治療法やワクチンはありません。そのため、マールブルグ病に似た症状のある人は、早期に医療機関を受診し、生存率を改善させることができる対症療法を受けることが重要です。WHOはこのアウトブレイクのリスクを、国レベルでは非常に高リスク、地域レベルでは高リスク、世界レベルでは低リスクと評価しています。
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発生の詳細
2024年9月27日、ルワンダ保健省は国内の医療施設においてマールブルグ病の患者が確認されたと発表しました。疑い例から採取された血液検体は、検査のためルワンダ生物医学センターの国立リファレンス・ラボラトリーに送られ、2024年9月26日にRT-PCRによりマールブルグウイルス陽性が確定しました。検体は追加確認のため、地域のリファレンス・ラボラトリーに送られています。
2024年9月29日現在、8例の死亡(致命率31%)を含む、合計26例の確定例が報告されています。症例は国内30地区のうち7地区(ガサボ郡、ガツィボ郡、カモニ郡、キチュキロ郡、ニャガタレ郡、ニャルゲンゲ郡、ルバブ郡)から報告されています。キガリ州の2つの医療施設の医療従事者が、確認された症例の70%以上を占めています。患者は病院で治療を受けています。
接触者調査が進行中で、2024年9月29日現在、約300例が追跡調査下にあります。1例の接触者がルワンダからベルギーに渡航しました。WHOは、ベルギーの公衆衛生当局からこの報告を受けました。WHOは、ベルギーの公衆衛生当局から、この接触者の状況については、健康であり、21日間のモニタリング期間を終え、症状も出ておらず、公衆衛生上のリスクとはならないといった詳細な報告を受けています。
感染源は依然として調査中であり、追加情報が入手でき次第提供します。
この事例はルワンダにおけるマールブルグ病の最初の報告です。
2024年9月29日現在、8例の死亡(致命率31%)を含む、合計26例の確定例が報告されています。症例は国内30地区のうち7地区(ガサボ郡、ガツィボ郡、カモニ郡、キチュキロ郡、ニャガタレ郡、ニャルゲンゲ郡、ルバブ郡)から報告されています。キガリ州の2つの医療施設の医療従事者が、確認された症例の70%以上を占めています。患者は病院で治療を受けています。
接触者調査が進行中で、2024年9月29日現在、約300例が追跡調査下にあります。1例の接触者がルワンダからベルギーに渡航しました。WHOは、ベルギーの公衆衛生当局からこの報告を受けました。WHOは、ベルギーの公衆衛生当局から、この接触者の状況については、健康であり、21日間のモニタリング期間を終え、症状も出ておらず、公衆衛生上のリスクとはならないといった詳細な報告を受けています。
感染源は依然として調査中であり、追加情報が入手でき次第提供します。
この事例はルワンダにおけるマールブルグ病の最初の報告です。
マールブルグ病の疫学
マールブルグ病は出血熱を引き起こす高病原性疾患で、臨床的にはエボラ出血熱と類似しています。マールブルグウイルスとエボラウイルスはともにフィロウイルス科のウイルスです。マールブルグウイルスを媒介し、鉱山や洞窟でよく見かけるルセットコウモリ(フルーツコウモリの一種)と濃厚に接触することで、人はマールブルグウイルスに感染します。
マールブルグウイルスは、感染者の血液、分泌物、臓器、その他の体液、およびこれらの体液で汚染された表面や材料(寝具、衣服など)との直接接触(傷ついた皮膚や粘膜を通して)を介して、人々の間で広がります。医療従事者は、マールブルグ病の疑い例や確定診断された患者の治療中に感染したという報告があります。遺体に直接触る埋葬儀式も、マールブルグウイルスの感染につながる可能性があります。
潜伏期間は2~21日です。マールブルグウイルスによる発病は突然始まり、高熱、激しい頭痛、激しい倦怠感を伴います。激しい水様性の下痢、腹痛とけいれん、吐き気と嘔吐は3日目から始まります。すべての症例が出血徴候を示すわけではありませんが、重篤な出血徴候は症状発現から5~7日の間に現れることがあり、致死的な症例では通常、何らかの出血症状がみられ、それが複数の部位に及ぶこともしばしばあります。致死的な症例では、発症から8~9日後に死亡することが多く、通常、重度の出血とショックが先行します。現在のところ、マールブルグ病の治療法やワクチンはありません。現在、候補となるいくつかのワクチンが開発中です。
ルワンダの近隣諸国(コンゴ民主共和国、ウガンダ共和国、タンザニア連合共和国など)でも、マールブルグ病の発生が以前報告されていました。最近の発生は、赤道ギニアとタンザニア連合共和国で2023年2月から6月にかけて報告されました。タンザニア連合共和国の感染地域は、ルワンダと国境を接するカゲラ郡でした。アフリカ地域で過去にマールブルグ病の発生が報告された国には、アンゴラ共和国、ガーナ共和国、ギニア共和国、ケニア共和国、南アフリカ共和国があります。
マールブルグウイルスは、感染者の血液、分泌物、臓器、その他の体液、およびこれらの体液で汚染された表面や材料(寝具、衣服など)との直接接触(傷ついた皮膚や粘膜を通して)を介して、人々の間で広がります。医療従事者は、マールブルグ病の疑い例や確定診断された患者の治療中に感染したという報告があります。遺体に直接触る埋葬儀式も、マールブルグウイルスの感染につながる可能性があります。
潜伏期間は2~21日です。マールブルグウイルスによる発病は突然始まり、高熱、激しい頭痛、激しい倦怠感を伴います。激しい水様性の下痢、腹痛とけいれん、吐き気と嘔吐は3日目から始まります。すべての症例が出血徴候を示すわけではありませんが、重篤な出血徴候は症状発現から5~7日の間に現れることがあり、致死的な症例では通常、何らかの出血症状がみられ、それが複数の部位に及ぶこともしばしばあります。致死的な症例では、発症から8~9日後に死亡することが多く、通常、重度の出血とショックが先行します。現在のところ、マールブルグ病の治療法やワクチンはありません。現在、候補となるいくつかのワクチンが開発中です。
ルワンダの近隣諸国(コンゴ民主共和国、ウガンダ共和国、タンザニア連合共和国など)でも、マールブルグ病の発生が以前報告されていました。最近の発生は、赤道ギニアとタンザニア連合共和国で2023年2月から6月にかけて報告されました。タンザニア連合共和国の感染地域は、ルワンダと国境を接するカゲラ郡でした。アフリカ地域で過去にマールブルグ病の発生が報告された国には、アンゴラ共和国、ガーナ共和国、ギニア共和国、ケニア共和国、南アフリカ共和国があります。
公衆衛生上の取り組み
- ルワンダ政府は、WHOや連携組織の支援を受け、対応を調整しています。
- 症例の早期発見を支援するため、保健省はルワンダ生物医学センターのホットラインを一般市民と共有し、症状を報告しています。
- 綿密な疫学調査、接触者調査、追跡調査が進行中であり、疑い例は検査と治療のために隔離されています。
- 感染予防管理(IPC ; Infection prevention and control)、水・衛生プログラム(WASH; Water, Sanitation, and Hygiene)がすべての医療施設で実施されています。
- コミュニティへの情報提供と動員を目的としたリスクコミュニケーションとコミュニティエンゲージメント戦略は、風評や誤った情報に対応する戦略も含めて強化されています。
- 国内での最初の症例確認後、WHOは確認のため、地域のリファレンス・ラボラトリーへの検体の輸送を支援しています。
- WHOは、検査キットや個人防護具(PPE ; personal protective equipment)の出荷と配置を含む物資の配送に取り組んでいます。
- WHOとパートナー機関は、臨床試験の可能性のあるマールブルグ病ワクチンや治療薬の情報を提供し、入手できるよう、政府と緊密に協力しています。保健省は、臨床試験を主導する経験豊富な治験責任医師を2人選定しました。
- WHOは、近隣諸国のコンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、タンザニア、ウガンダと協力し、マールブルグ病の対応準備能力を見直しています。WHOは、国家間の貿易ルートに起因する南スーダンのリスクの評価を行っています。ルワンダでは、感染拡大を緩和し、波及を迅速に特定するために、感染が確認されていない地区の準備態勢も確保されています。
WHOによるリスク評価
マールブルグ病は、エボラ出血熱の原因と同じフィロウイルス科によって引き起こされます。マールブルグ病は高い致命率(24-88%)を伴う流行しやすい疾患です。発病初期の臨床診断では、マラリア、腸チフス、赤痢、髄膜炎、その他のウイルス性出血熱などの他の感染症との鑑別が難しいです。コウモリ、洞窟、鉱山への曝露歴を含む疫学的特徴はウイルス性出血熱の鑑別に役立ち、診断には検査での確定が重要です。
26例の確定症例が報告され、そのうち70%以上が国内の2つの医療施設に勤務する医療従事者であったことは大きな懸念材料です。この疾患の医療関連感染(院内感染とも呼ばれる)は、早期に制御されなければさらなる感染拡大につながる可能性があります。医療施設に入所するすべての人をスクリーニングし、入院患者のサーベイランスを行い、迅速な同定、隔離、告知を行うことの重要性は、いくら強調してもしすぎることはありません。これに加えて、接触者の特定と、すべての疑い例、確定例のモニタリングも重要です。アウトブレイクの発生源、地理的範囲、発症の可能性が高い時期、および症例に関する疫学的な追加情報については、アウトブレイクのさらなる調査が待たれるところです。
コンゴ民主共和国、タンザニア、ウガンダとの国境に位置する地区で症例が報告されているため、このアウトブレイクが近隣諸国に拡大するリスクがあります。また、国際空港があり、東アフリカのいくつかの都市への道路網がある首都で確定症例が報告されていることから、国際的な感染拡大のリスクも高いです。接触者がベルギーに渡航したことが確認されており、これについては適切な対応策が実施されています。 注意深いモニタリング、輸液、合併症の早期治療など、患者に対する対症療法を最適化することで、患者の生存率を改善させることができます。マールブルグ病には有望なワクチンや治療薬の候補がありますが、これらは臨床試験で有効性と安全性が確認される必要があります。 WHOは保健省に対し、症例の管理方法に関するガイダンスを提供しています。
WHOはこのアウトブレイクのリスクを、国レベルでは非常に高リスク、地域レベルでは高リスク、世界レベルでは低リスクと評価しています。 アウトブレイクの全容を明らかにするための調査が進行中であり、このリスク評価はより多くの情報が入り次第更新されます。
26例の確定症例が報告され、そのうち70%以上が国内の2つの医療施設に勤務する医療従事者であったことは大きな懸念材料です。この疾患の医療関連感染(院内感染とも呼ばれる)は、早期に制御されなければさらなる感染拡大につながる可能性があります。医療施設に入所するすべての人をスクリーニングし、入院患者のサーベイランスを行い、迅速な同定、隔離、告知を行うことの重要性は、いくら強調してもしすぎることはありません。これに加えて、接触者の特定と、すべての疑い例、確定例のモニタリングも重要です。アウトブレイクの発生源、地理的範囲、発症の可能性が高い時期、および症例に関する疫学的な追加情報については、アウトブレイクのさらなる調査が待たれるところです。
コンゴ民主共和国、タンザニア、ウガンダとの国境に位置する地区で症例が報告されているため、このアウトブレイクが近隣諸国に拡大するリスクがあります。また、国際空港があり、東アフリカのいくつかの都市への道路網がある首都で確定症例が報告されていることから、国際的な感染拡大のリスクも高いです。接触者がベルギーに渡航したことが確認されており、これについては適切な対応策が実施されています。 注意深いモニタリング、輸液、合併症の早期治療など、患者に対する対症療法を最適化することで、患者の生存率を改善させることができます。マールブルグ病には有望なワクチンや治療薬の候補がありますが、これらは臨床試験で有効性と安全性が確認される必要があります。 WHOは保健省に対し、症例の管理方法に関するガイダンスを提供しています。
WHOはこのアウトブレイクのリスクを、国レベルでは非常に高リスク、地域レベルでは高リスク、世界レベルでは低リスクと評価しています。 アウトブレイクの全容を明らかにするための調査が進行中であり、このリスク評価はより多くの情報が入り次第更新されます。
WHOからのアドバイス
マールブルグ病の流行制御は、迅速な隔離と症例管理、積極的な症例検索、症例調査、接触者追跡を含むサーベイランス、最適な検査サービス、迅速で安全かつ尊厳ある埋葬を含む感染予防とコントロール、コミュニティエンゲージメントなど、さまざまな介入策に依存しています。マールブルグウイルス感染の危険因子と個人ができる予防策についての認識を高めることは、人への感染を減らす効果的な方法です。WHOは、医療施設やコミュニティでのマールブルグウイルス感染を減らす効果的な方法として、以下のようなリスク低減策を助言しています:
現在のリスク評価に基づき、WHOはルワンダに関する渡航制限や貿易制限を行わないよう勧告しています。
- 人への感染と死亡を減らすためには、マールブルグウイルス感染の危険因子と、ウイルスへの曝露を最小限に抑えるために個人ができる防御策について、コミュニティの意識を高めることが不可欠です。 これには、コミュニティでの感染のリスクを下げ、回復の見込みを改善するために、症状のある人は直ちに医療施設や指定治療センターで治療を受けるよう奨励することも含まれます。
- マールブルグ病症例の探知の普及を含むサーベイランス活動は、接触者調査や積極的な症例発見を含め、感染患者を報告したすべての州で強化されるべきです。
- 医療施設における重要な感染予防・管理対策は、以下を含め、強化または実施されるべきです。
- マールブルグ病が疑われる症例のスクリーニング、紹介、隔離のシステムを確立することが必須です。医療施設は、マールブルグ病の疑い例の定義に従って、施設に入所するすべての人の積極的なスクリーニング、疑わしい症例および確定症例の迅速な隔離を確実に行うべきです。
- 医療施設は、IPCプログラムおよびWASHが実施されていることを確認し、調整目的のためにIPC対策委員会を設置/活動させ、IPC対策ガイドライン、プロトコル、マールブルグ病の標準作業手順が利用可能であること(例:環境洗浄、消毒、曝露した医療従事者のリスク評価)、および十分なIPC対策/PPE供給があることを確認すべきです。
- マールブルグ病の確定例、疑い例を診療する医療従事者は、患者の血液やその他の体液、汚染された表面や物体との接触を避けるために、WHOの5つの場面に従ったPPEの適切な使用と手指衛生を含む標準予防策に加えて感染経路別予防策を適用すべきです。
- 医療施設は、医療従事者がPPEを利用できること、環境の清掃と消毒が行われていること、医療器具の適切な汚染除去のためのプロセス、安全なリネン、廃棄物管理が行われていることを確認すべきです。これには、IPC対策とWASHに関する医療従事者の研修/再研修も含まれます。
- 不明な事項を特定し対処するために、医療施設のIPCとWASHの迅速な評価を実施すべきです。
- 同様に重要なことは、コミュニティとの強い連携により、死亡した患者の身元確認をコミュニティで実施し、安全で尊厳のある埋葬を行うことです。
- すべての疑い例について、迅速な検査診断が必要であり、検体輸送システムを整備して支援する必要があります。
現在のリスク評価に基づき、WHOはルワンダに関する渡航制限や貿易制限を行わないよう勧告しています。
出典
World Health Organization (30 September 2024). Disease Outbreak News; Marburg virus disease - Rwanda
https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2024-DON537
https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/2024-DON537
海外へ渡航される皆様へ
マールブルグ病は、マールブルグウイルスによって引き起こされる感染症で、症状や広がり方は、エボラ出血熱とよく似ています。このウイルスは主に、鉱山や洞窟にいるコウモリから人に感染します。また、感染した人の血液や体液、汚染された物(例えば寝具や衣類など)に直接触れることで、感染することがあります。
発病すると、最初は高熱や激しい頭痛、強い疲労感が出ます。その後、下痢や腹痛、嘔吐といった症状が現れ、重症になると体のいろいろな部分から出血することもあります。致命率が高く、重症の方は亡くなることもあります。現在、この病気には特別な治療法やワクチンがありません。
マールブルグ病は過去にアフリカのいくつかの国などで報告されています。マールブルグ病が発生中の国を確認し、発生地域やその近くへ行く予定のある方は十分に注意してください。安全な渡航のため、最新情報の確認と十分な感染対策を心がけましょう。
発病すると、最初は高熱や激しい頭痛、強い疲労感が出ます。その後、下痢や腹痛、嘔吐といった症状が現れ、重症になると体のいろいろな部分から出血することもあります。致命率が高く、重症の方は亡くなることもあります。現在、この病気には特別な治療法やワクチンがありません。
- コウモリが生息する場所を避ける
洞窟や鉱山など、コウモリがいる場所への立ち入りは控えてください。また、コウモリに触れたり、コウモリ由来の食品を摂取したりしないようにしましょう。 - 体液との接触を避ける
マールブルグ病患者、感染疑いのある者や動物の血液、体液に直接触れないように注意してください。 - 感染対策を徹底する
手洗いをこまめに行い、手指消毒剤を携帯することをおすすめします。滞在中、もし体調不良を感じたら、すぐに現地の医療機関に連絡し、医師の指示に従ってください。 - 渡航中・渡航後の健康管理を徹底する
渡航中・渡航後の体調の変化に注意し、発熱や体調不良があれば、すぐに医療機関を受診し、最近の渡航歴を伝えましょう。また、入国の際に体調に異状がある場合は、検疫官にお知らせください。
マールブルグ病は過去にアフリカのいくつかの国などで報告されています。マールブルグ病が発生中の国を確認し、発生地域やその近くへ行く予定のある方は十分に注意してください。安全な渡航のため、最新情報の確認と十分な感染対策を心がけましょう。