ライム病はライム病の菌がうつることによってかかる病気です。
病原菌をもつダニに咬まれることによりうつります。
3~32日間の症状のない期間があった後、赤い発疹、疲労、頭痛、関節痛、筋肉痛や首が動かしにくいという症状が現れます。悪化すると、脳や心臓に障害が出るようになり、死亡することがあります。なおった場合にも1週間から数年にわたって皮膚や関節に後遺症が残ることがあります。
抗生物質の投与が行われます。
ダニに咬まれないよう、虫刺され対策を行ってください。
刺されてしまった場合には、ダニを無理に取り除かず、専門医に取り除いてもらいましょう(無理やりダニを取り除こうとすると、かえって菌を体に押し込んでしまうことがあります。)
ヨーロッパからアジアまでの温暖な森林地帯、北アメリカの北東部、北中央部、太平洋沿岸地域で多く見られます。特に森林部、雑木林、草原地帯では注意が必要です。