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  • 動物と一緒の渡航について 動物の種類によって対象となる制度が異なります。事前にご確認を。
地域別情報:ヨーロッパ東部

気候と気をつけたい病気

  • おおむね内陸部は大陸性気候で冬の寒さが厳しく、沿岸部は地中海性気候で温暖です。地域によっては同じ時期でも気温や雨量が異なります。夏と冬の温度差が大きく、日本と同じように四季があります。
  • ダニ媒介性脳炎は、中央ヨーロッパからロシア極東地域の草原や森林地帯でダニに刺されることによって感染します。春から秋にかけダニ媒介性脳炎が流行します。ダニに咬まれないよう虫よけ対策を行ってください。
  • 感染性胃腸炎が散発的に見られるようです。生ものには注意してください。
  • 水道の設備は普及していますが、配管が老朽化しているところもあるようです。硬水のため、日本人では一過性の下痢を起こすことが多く、飲用には適していません。飲用には市販のミネラルウオーターをおすすめします。
  • 気温の変動が激しく、冬は空気が乾燥するため風邪や呼吸器の感染症に罹りやすくなりますので、うがい・手洗いや適度に湿度を保つことが必要です。
  • 野良犬の多いところでは、歩行中に咬まれるなどの被害が発生しています。動物に手を出したり、近寄らないようにしましょう。

この国に関する新着情報

受けておきたい予防接種、持っていきたい薬

予防接種:A型肝炎B型肝炎破傷風麻しん(はしか)狂犬病

  • 黄熱流行国から入国する際も、黄熱の国際予防接種証明書は必要ありません。
  • 日本国内の定期予防接種は済ませておきましょう。

薬:普段服用している市販の薬、主治医より処方されている薬

  • 常備薬を携帯しましょう。現地でも薬を入手することは可能ですが、言語の問題や自分の体に合うかどうかわかりません。飲み慣れたものを持参するのが安心です。風邪薬、下痢止め、頭痛薬、消毒薬など、ご自身が服用、使用しているものを持参しましょう。

医療情報

医療施設はある程度の水準に達しているところから、立ち後れているところまで差があるようです。特に、公立病院は資金不足等で十分な医療機器が整備されていないこともあります。国によっては英語が通じにくいこともあり、公的施設では各国の母国語が堪能でないと受診がスムーズにいかないようです。外来中心のプライベートクリニックでは施設や医療機器が比較的充実し、英語で受診ができるようです。

帰国後の過ごし方・注意点

病気は、感染してから症状が出るまでに時間を要します。これを潜伏期間と言います。滞在中数日経過してから、あるいは帰国後に症状が現れることがあります。
日本にはない病気を検査、診断、治療できる機関は限られています。帰国時に心配な症状などある方は、検疫所の担当官にご相談ください。

平成24年5月31日更新