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地域別情報:グアム・北マリアナ諸島(サイパンなど)

気候と気をつけたい病気

  • グアムは日本の淡路島とほぼ同じ大きさの島で、年間の最高気温は約32度、最低気温は約21度で、北マリアナ諸島(サイパンなど)は、年間平均気温は27度の海洋性亜熱帯気候です。季節は乾季(11月~5月)と雨季(6月~10月)に分けられます。7月~10月は台風が到来する時期です。
  • グアムの水は石灰質が多く含まれており、サイパン、テニアン、ロタの水道水は、飲用水としての基準を満たしていますが、身体にあわないこともありますので、ミネラルウォーターを飲用したほうがより安心です。
  • 一年中高温多湿で、細菌やカビなどが増えやすく、食品が傷みやすい環境であるため、食中毒を含む消化器系の病気にかかることがあります。特に、生の魚介類を食べる際には、食べる時期・場所等に注意しましょう。
  • デング熱に感染するリスクは低いですが、あります。また、サイパンやグアムでは、過去に日本脳炎の患者が報告されました。これらの病気はウイルスをもった蚊に刺されることでうつりますので、蚊に刺されないように虫よけ対策をしてください。
  • マリンスポーツの際には、針や毒を持つ生物もいますので、素手で触らないようにしましょう。

この国に関する新着情報

受けておきたい予防接種、持っていきたい薬

予防接種:A型肝炎B型肝炎破傷風

  • 黄熱流行国から入国する際、黄熱の国際予防接種証明書を要求されることはありません。

薬:普段服用している市販の薬、主治医より処方されている薬

  • 常備薬を携帯しましょう。現地でも胃薬、頭痛薬などのアメリカ製のものは、ショッピングセンター、小売店でも手に入りますが、効き目が強い場合があります。言語の問題もあり、また、自分の体に合うかどうかわかりません。飲み慣れたものを持参するのが安心です。

医療情報

グアム島などでは、日本人旅行者向けのクリニックがあり、日本語で対応できるようです。重症の場合や精密検査、高度な手術、長期治療が必要な場合は、対応に限界があります。
サイパンでは総合病院、私立病院がいくつかあり、総合病院では24時間体制がとられていますが、全般的に医師や看護師が不足しており、専門医がいない等の問題があります。日本に帰国してからの治療が望ましいでしょう。マリアナ諸島のほとんどの病院では日本語が通じません。旅行代理店やホテルの日本人スタッフを通して診察を受けるのが一般的です。万が一のことを考え、旅行保険への加入を検討しましょう。

帰国後の過ごし方・注意点

病気は、感染してから症状が出るまでに時間を要します。これを潜伏期間と言います。滞在中数日経過してから、あるいは帰国後に症状が現れることがあります。
日本にはない病気を検査、診断、治療できる機関は限られています。帰国時に心配な症状などがある方は、検疫所の担当官にご相談ください。

平成24年9月27日更新