予防接種のご案内

1 黄熱予防接種

●予防接種実施日に関するお知らせ

 都合により、2019年4月以降の予防接種は当面の間休診します。再開の目処が立ちましたら、速やかに当ホームページ上にてご案内します。

●黄熱ワクチンStamaril®に関するお知らせ

 我が国においては、サノフィ株式会社が製造販売する「黄熱ワクチンYF-Vax®」(以下、「YF-Vaxワクチン」という。)が、製造販売承認されている唯一の黄熱ワクチンです。現在、製造元である米国サノフィパスツール社の方針により、「YF-Vaxワクチン」の製造を中止し新たな製品へ切り替える準備が進められておりますが、新製品への切り替えまでに想定以上の期間を要するとの報告がありました。このため、2018年11月から「YF-Vaxワクチン」に欠品が生じています。
 そこで、神戸検疫所では、新たな黄熱ワクチンが国内で承認されるまでの間、国立研究開発法人国立国際医療研究センターが中心となって実施する特定臨床研究に参加し、未承認ワクチンである「黄熱ワクチンStamaril®」(以下、「スタマリル」という。)を接種することで、黄熱ワクチンを必要とされる方に継続して接種の機会を提供することにいたしました。

厚生労働省のプレスリリースのページ【HTML版】【PDF版
検疫所ホームページFORTHの黄熱についての案内のページ

●研究による黄熱予防接種について

 研究では、フランス・サノフィパスツール社が製造している「スタマリル」を輸入して黄熱のワクチン接種を希望される方に受けていただき、その安全性を確認します。
 なお、「スタマリル」の予防接種を受けた場合でも、黄熱予防接種の国際証明書(イエローカード)は交付されます。

【研究の概要】
研究課題名
「黄熱ワクチンに対するStamaril®被接種者における安全性情報収集のための研究」

研究代表医師
国立研究開発法人国立国際医療研究センター
国際感染症センター
国際感染症センター長 大曲 貴夫

研究期間
2018年10月1日から2019年12月31日頃までを予定しています。

「スタマリル」について
「スタマリル」は、日本で「YF-Vaxワクチン」を製造販売するサノフィ株式会社と
同じグループであるフランス・サノフィパスツール社が製造しています。
販売名:Stamaril®
一般名:弱毒性生黄熱ウィルス(17D-204株)
製造販売:フランス・サノフィパスツール社

研究に関する最新情報のページ(国立国際医療研究センター)
国立国際医療研究センター病院における研究の案内のページ

●注意事項

・生後9ヶ月以上16歳未満の方で接種を希望される場合は、接種当日にご両親などの同伴と研究への同意署名が必要です。
・16歳以上20歳未満の方で接種を希望される場合は、ご本人の研究への同意署名に加え、ご両親などの同伴と研究への同意署名が必要です。ご両親などの同伴ができない場合は予約の際にお伝えください。
下記1~9のいずれかに該当される方は接種できません。
1.鶏卵、鶏肉等に対するアレルギーがある方
2.先天性又は後天性免疫不全がある方(化学療法や副腎皮質ステロイドの全身投与等の免疫抑制療法を受けている方を含む)
3.胸腺機能不全(重症筋無力症、胸腺腫、胸腺摘出を含む)の既往がある方
4.症候性ヒト免疫不全ウィルス(HIV)感染者の方
5.免疫機能障害を伴う無症候性HIV感染者の方
6.明らかな発熱(37.5℃以上)がある方
7.重度の急性疾患にかかっていることが明らかな方
8.授乳中の方(「スタマリル」接種後、少なくとも14日間の授乳中断ができない場合)
9.その他、予防接種を行うことが不適切な状態にあると判断された方
妊娠中又は妊娠している可能性がある方6ヶ月以上9ヶ月未満の乳児60歳以上の方免疫機能障害を伴わない無症候性HIV感染者の方等は、渡航先、渡航期間、健康状態等を考慮した医師の判断が必要となります。渡航が避けられない場合は、必要に応じて禁忌証明書(接種できない理由を記した証明書)を発行します。予約時にご相談ください。

●研究に関する説明文書・説明ビデオ

以下をクリックしていただき、各説明文書・説明ビデオをご確認ください。

 説明文書の添付文書はこちら
 ・同意撤回書
 ・研究実施施設
 ・補償制度の概要
Attached document is here
Consent Withdrawal Form
Facilities participating in the study
Outline of the Health Compensation Scheme




●予防接種の日時

予防接種は、毎週火曜日13時30分から行います。
※ 電話予約が必要です。
※ 祝日等により、実施日が変更になる場合がありますので、事前に電話でご確認ください。

●予防接種の予約

 黄熱予防接種の国際証明書(イエローカード)は接種10日後から有効となります。遅くとも黄熱リスク地域に入る10日前までには接種できるように、渡航までのスケジュールに余裕を持たせた予約をお願いします。
 接種を希望するご本人(16歳未満の場合はご両親など、16歳以上20歳未満の方はご本人またはご両親など)からお電話ください。特定臨床研究への参加に同意した方で、健康状態などが研究の条件を満たしている場合、「スタマリル」の接種対象となります。
・予約受付期間: 接種希望日の前週の月曜日から金曜日まで(祝日等を除く)
・予約受付時間: 8時30分から17時00分まで
・予約電話番号: 078-672-9653(検疫衛生課)
 お電話では、まず、①氏名、②年齢、③予約希望人数、④出発日、⑤渡航先、⑥渡航期間、⑦連絡可能な電話番号をお聞きします。次に、⑧特定臨床研究に関する説明と、⑨健康状態などの条件の確認を行います。最後に⑩予防接種の諸注意をお伝えして予約が完了となります。
予約が混みあっている時期は、先に①~⑦をお知らせいただき、神戸検疫所からの折返しのお電話で⑧、⑨、⑩を行います。折返しのお電話は、原則、最初のお電話から3時間以内に行います。
お一人あたり、およそ20~30分程度お時間がかかります。時間に余裕をもってお電話ください。事前に特定臨床研究の説明文書や説明ビデオに目を通しておいていただけると予約がスムーズに進みます。
※ 予約はお電話いただいた順に受付いたします。
※ 予約受付期間中であっても、予約枠が埋まり次第、受付を終了いたします。
※ 予約方法にご質問、ご不明な点がございましたら、事前にお問い合わせください。
※ 予約完了後でも接種前であれば、いつでも予防接種の予約を取り消すことは可能です。その場合は、速やかに連絡をお願いします。

●当日持参するもの

・収入印紙3,680円(診察料2,800円+証明書交付料880円)
・パスポートの原本もしくはパスポートの顔写真のあるページの写し
 ※ 本人確認と証明書の内容確認に用います。
 ※ なければ免許証など本人確認できるものを必ずお持ちください。
・黄熱の予防接種証明書以外に予防接種の記録を希望される方は、母子手帳や予防接種手帳をご持参ください。

●接種当日について

・当日、体調がすぐれない場合は、家を出る前に熱を測り、必ず検疫所にご連絡ください。
・13時00分から受付を開始します。当日の接種希望者が全員おそろいになりましたら、特定臨床研究の説明を始めます。これに遅れると接種できない場合があります。
・研究に同意いただいた後で、問診票等を記入いただきます。
・接種後30分間(車を運転してお越しの方は安全のため60分間)は、健康状態を確認するため安静にしてお待ちいただきます。体調に変化が無いことを確認した後、予防接種の国際証明書(イエローカード)をお渡しします。

●接種後について

 接種後、何かしら症状が現れた場合は、神戸検疫所に連絡してください。
 研究でワクチンの安全性を確認するため、接種を受けた方には接種後の体調変化に関する「スタマリル」ワクチン接種者 調査票(以下、「調査票」という。)をお渡しします。
 接種後、何かしらの症状が出た場合は、「調査票」に記入してください。「調査票」に記載のQRコードを読み込み、又は以下のURLからアクセスし、インターネットから専用のウェブサイトで報告してください。
 インターネットに接続できない場合は、記入した「調査票」をFAXで報告してください。
報告用URL:https://www.yfvaccine-japan.com/
報告用FAX:0120-330-634

●研究に関するQ&A

Q1.
どのような研究ですか?
A1.
黄熱に対するワクチンである「スタマリル」を接種するにあたり、接種された方のワクチン接種直後30分間の安全性情報を収集し、加えて、接種後約30日間の安全性情報の報告を収集することを目的とした研究です。フランス・サノフィパスツール社が「スタマリル」及び資金を提供し、国立研究開発法人国立国際医療研究センターを中心に実施する研究です。
Q2.
「スタマリル」とはどのようなワクチンですか?
A2.
「スタマリル」は、国内で唯一の承認ワクチンである「YF-Vaxワクチン」と同じ黄熱ウィルス(17D-204株)から製造された弱毒性の生ワクチンです。「スタマリル」は国内では未承認ワクチンですが、世界保健機関(WHO)が認めているワクチンであり、主に欧州を中心として、1986年以降に70を超える国と地域で承認されています。 これまでに、4億回分の接種を超えるワクチンが出荷されており、韓国、香港などアジアでも承認され、接種されているワクチンです。
Q3.
健康被害が発生した場合の補償はあるのですか?
A3.
特定臨床研究を実施する場合、臨床研究法に基づき研究代表医師の保険への加入が義務づけられています。「スタマリル」の接種においても、 現在承認されている「YF-Vaxワクチン」で健康被害が発生した場合と同等程度の補償があります(研究の保険には、医療費、医療手当、補償金の補償があります。例えば、医療手当は、医薬品副作用被害救済制度に準じた一定の金額が支払われます)。

●黄熱ワクチンと流通に関する問い合わせ先

サノフィ株式会社 サノフィパスツールコールセンター
フリーダイヤル:0120-870-891
受付時間:平日9時00分から17時00分まで

2 黄熱予防接種の国際証明書の再交付

 再交付は、予防接種を実施した機関で受け付けています。再交付をご希望の方はお電話でお問い合わせください。
 再交付の手数料として880円分の収入印紙をお支払いいただきます。

3 接種スケジュールについて

 ワクチンは決められた接種回数・間隔で接種する必要があります。下記を参照に早めの接種スケジュールを立てましょう。

◎生ワクチン(黄熱、麻しん、風しん、おたふく風邪、水痘、BCG)
接種後4週間(中27日間)以上あける
次に接種するワクチン


◎不活化ワクチン・トキソイド
(A型肝炎、B型肝炎、日本脳炎、インフルエンザ、狂犬病、ポリオ、破傷風、ジフテリア)
接種後1週間(中6日間)以上あける
次に接種するワクチン

予防接種の詳しい情報については、「FORTH(海外で健康に過ごすために)」をご覧ください。

海外渡航のためのワクチン

予防接種実施機関の探し方

神戸検疫所では、黄熱ワクチンを含めた接種スケジュール等の個別の相談も行っております。ご質問、ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。

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