海外に渡航される方へ
黄熱ワクチンを受けられる方
- 完全予約制です。
- 予防接種日は、毎週火曜日(祝日・年末年始を除く)の午後です。電話予約時に指定の時間をご案内します。
- 業務都合等により接種日を変更する場合は、当ホームページでお知らせします。
- 黄熱流行地域への渡航または入国の条件(経由地含む)として黄熱予防接種証明書の提示が求められる国へ渡航される方が対象となります。
- 各国の入国における黄熱予防接種証明書の提示に関する個別の条件等は、渡航の際に関係する国の大使館へお問い合わせください。
- 黄熱予防接種証明書は接種10日後から有効となります。
- 原則、接種後10日以内に出発の方のご予約は副反応のリスクを考慮し、当所では承れませんのでご了承ください。
- 茨城県つくば市にある筑波メディカルセンター病院で巡回診療を実施しております。筑波メディカルセンター病院での接種をご希望の方は、こちらをご覧ください。
予約方法
- 予約は接種希望者ご本人からのお電話でのみ承ります。
- 18歳未満の方は保護者の方がご予約ください。接種当日は、保護者の同伴が必要です。
- 健康状態、基礎疾患やアレルギーの有無等をお伺いしますので、1人あたり約10分要します。基礎疾患や内服薬等により接種できない場合があります。(注意事項を参照)
- 予約の受付開始日は、予約希望日の1ヶ月前の月曜からです。出発予定日が接種日から2ヶ月以内の方に限定します。
- 渡航先や出発日が未定の場合は、お断りする場合があります。
- 電話での問い合わせが難しい方(日本語が話せない、聴覚や発声に困難がある方など)は通訳をしていただける方よりご連絡ください。
- 予約受付締め切りは接種希望日前日の12:00までとなります。
- 定員になり次第、予約の受付終了となります。
接種場所
場所 | 場所 | 予約電話番号 | 予約受付時間 |
---|---|---|---|
東京検疫所 | 東京都江東区青海2-7-11 東京港湾合同庁舎8階 (最寄り駅:ゆりかもめU09テレコムセンター駅徒歩5分) |
03-3599-1515 | 09:00~12:00 13:00~16:00 月曜日から金曜日まで(祝日、12月29日から1月3日を除く) |
アクセス
接種当日について
- 電話予約時にご案内した集合時刻にお越しください。また、遅れそうな場合は必ずご連絡ください。(時間厳守)
※ご連絡内容の状況により接種できないこともあります。 - 37.5℃以上の発熱や体調不良の場合は事前にご連絡ください。
- 所要時間は、当日の状況によって異なりますので、時間に余裕をもってお越しください。
- 接種後30分間は重篤な副反応が発生する可能性があるため、所内の待合室で待機していただきます。
- 体調確認後(30分経過後)に黄熱予防接種証明書(イエローカード)をお渡しいたします。
- 当日は飲酒および運動は避けてください。
- 電話予約時の健康状態と当日の問診記載内容に変更があれば前日までにご連絡ください。
- 庁舎の駐車場のご利用はできません。公共交通機関をご利用ください。
<接種当日必要な持ち物>
キャンセルについて
- 体調不良等のキャンセルについては速やかにご連絡ください。
- 原則、予約後は体調不良以外の予約の取り消し、日程変更は出来ません。
料金
収入印紙
区分 | 料金 |
---|---|
黄熱 | 17,680円分 |
- 黄熱予防接種証明書発行手数料を含みます。
- 現金ではなく収入印紙にて納付してください。
- 郵便局で金額分の収入印紙を事前に購入し、申請書には貼らずに当日持参してください。
- 超過金額分の返金はできません。収入印紙が17,680円を超える場合は手数料の超過納付書をご提出ください。
- 黄熱予防接種証明書は接種当日にインボイス制度に対応した受領書とともにお渡しします。
※黄熱予防接種は現金でのお支払いではありませんので領収書は出しておりません。収入印紙を購入した場所で領収書をお求めください。当所では、収入印紙をお納めいただいた証明としてインボイス制度に対応した受領書をお渡しします。(受領書の再発行はできません)
注意事項
接種ができない方
- 接種当日に生後 9 ヶ月未満の乳児
- 卵、鶏肉、ゼリー(ゼラチン)でアレルギー症状が現れる方
- 免疫が低下した状態(※)の方や免疫を抑制する治療を受けている方
- 妊娠中、妊娠の可能性のある方
- 胸腺に関連した病気や胸腺を手術された方
- 重症筋無力症の方
- 当日、37.5℃以上の発熱がある方
- 非常に重い急性疾患にかかっている方
(※)免疫が低下した状態と判断される方の一例
- がんや白血病で抗がん剤治療、放射線治療中である
- 副腎皮質ステロイドなど、免疫を抑制する薬を内服している(外用薬を除く)
- ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染、後天性免疫不全症候群(AIDS)の方
通院治療中の方、内服中の方
- 通院治療中の方、内服中の方は、お身体の状態によって、当所での接種をおすすめしない(接種をお断りする)ことがあります。あらかじめ、主治医に黄熱の予防接種の可否をご相談の上、ご連絡ください。なお、電話での予約問診の際に内服薬の名前や最新の検査値をお伺いする場合があります。
60歳以上の方
- 重い副反応が出やすくなるというデータがあります。黄熱感染によるリスクと、予防接種に伴う副反応のリスクを考慮した上で接種するかご判断ください。特に基礎疾患のあるご高齢の方には、お身体の状態によって、当所での接種をおすすめしない(接種をお断りする)場合もあります。詳しいことは、当所までお問い合わせください。
女性の方
- 女性は接種後、2 ヶ月間の避妊が必要です。(胎児へ影響する可能性があります)
- 授乳中の方は接種後 1 ヶ月、授乳を控えてください。
接種後の副反応について
- ワクチンの局所に対する副反応として、接種後1~3日後に、注射したところが赤くなったり腫れたりして、痛みを感じることがあります。また、全身性の反応としては、発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感(だるさ)などが見られます。これらの症状は、2週間以内に発生し、3日間程度で軽快します。腫れたところが自分の手の平より大きい場合・ひどい痛み・かゆみがある・高熱・けいれん等強い症状が出た場合や症状が持続する場合は、お近くの医療機関(内科・皮膚科・感染症科など)を受診してください。受診の際は、黄熱予防接種を受けたことを医療機関に伝えてください。また受診後で結構ですので、受診したことを東京検疫所検疫衛生課にご連絡ください。
- 接種後2週間以内に海外へ出発される方は、念のためアセトアミノフェン系の解熱剤(デング熱など、他の感染症による発熱に使用しても比較的安全なもの)を携帯されることをお勧めします。
YELLOW FEVER VACCINATION RESERVATION(ENGLISH)
参考資料
厚生労働省検疫所 FORTH 黄熱について厚生労働省検疫所 FORTH 海外渡航のためのワクチン(予防接種)
厚生労働省検疫所 FORTH 予防接種実施機関