2010年02月22日更新 アジアとインド洋でチクングニア熱が流行しています。

チクングニア熱は、ウイルスに感染した蚊に刺されることによって起こる病気で、アフリカとアジアで流行しています。

2010年2月18日に公表された、アメリカCDCのTravelers' Healthに掲載された情報によりますと、2006年から、アジアとインド洋地域でチクングニア熱の感染が報告されています。

インドネシアでは2009年に43,206人の感染者が報告されました。最近、スマトラ島の南部のランプンで集団発生が報告されています。

タイでは、2009年に集団発生が起こり、49,069人を超える感染者が報告されました。特に、プーケットなどの観光地を含む南部で多くなっています。

マレーシアでは、2009年に4,430人を超える感染者が報告されました。2010年になっても発生が続き、主にサラワクで感染者の報告がありました。

流行地域では、袖の長い衣服、虫よけスプレーなどで、蚊に刺されないように注意しましょう。

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