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国別情報:中国

気候と気をつけたい病気

  • 中国は日本の約25倍の国土で、気候も北部の寒帯から南部の熱帯まであります。主に大陸性モンスーン気候に属し、毎年9月から翌年の4月までは、乾燥した冷たい風がシベリアとモンゴル高原から吹くため、南北の温度差が非常に大きくなっています。北京では、夏は気温40度を越え、冬は零下10度を下回ることもあります。
  • 北京では、特に暑くなる5月から10月に、食中毒、赤痢腸チフスなどの消化器系感染症が多く見られます。十分加熱されたものを、冷めないうちに食べるようにしましょう。
  • 北京市内や上海市内でも狂犬病の感染例が報告されているようです。また、鳥インフルエンザ(H5N1)の患者の発生が報告されています。動物に手を出したり、近寄らないようにしましょう。
  • 一部の地域(雲南省や海南省、南部や中部)ではマラリアが発生しています。ホテルなどでも、隙間から蚊が入り込んだりしますので、蚊よけ対策をとってください。 都市部ではマラリアのリスクはありません。
  • 湖・河川地域では住血吸虫症がみられます。国の対策により患者数は減少してきていますが、汚染された水に触れることで皮膚からうつりますので、河川や湖の水には触れないようにしましょう。
  • チベットなど標高の高い地域に行く場合には、高山病に注意してください。専門の医師にご相談することをお勧めします。

この国に関する新着情報

受けておきたい予防接種、持っていきたい薬

予防接種:A型肝炎B型肝炎破傷風、(狂犬病*1)、(日本脳炎*2

  • *1:犬や野生動物との接触が予想される場合は推奨
  • *2:農村部に長期滞在する場合は推奨
  • 黄熱流行国から入国する際は、トランジットの場合も含め、黄熱の国際予防接種証明書が必要です。

薬:普段服用している市販の薬、主治医より処方されている薬

  • 雲南省や海南省へ行かれる方はマラリア予防薬について医師と相談しましょう。
  • 常備薬を携帯しましょう。現地でも薬を入手することは可能ですが、言語の問題や自分の体に合うかどうかわかりません。飲み慣れたものを持参するのが安心です。風邪薬、下痢止め、頭痛薬、消毒薬などご自身が服用、使用しているものを持参しましょう。

医療情報

北京では外国人専用外来をもつ中国系総合病院や、英語や日本語で先進国同様の医療が受けられる外資系クリニックがあります。上海でも日本語の通じるクリニックがいくつかあるようですが、地方都市では外資系医療機関はなく、医療レベルも十分ではありません。経済成長とともに都市部の医療レベルは進歩していますが、それに伴い高額な医療費がかかります。受診前に支払いを求められることもありますので、万が一のことを考え、旅行保険への加入を検討しましょう。

帰国後の過ごし方・注意点

病気は、感染してから症状が出るまでに時間を要します。これを潜伏期間と言います。滞在中数日経過してから、あるいは帰国後に症状が現れることがあります。
日本にはない病気を検査、診断、治療できる機関は限られています。帰国時に心配な症状などがある方は、検疫所の担当官にご相談ください。

平成24年6月26日更新