粉砕
食品の種類毎に検査する部位が決められており、それらの部位を採り、細切した後、フ−ドプロセッサ−等の粉砕機を用いて試験品を均一にします。 |
|
 |
 |
|
|
抽出
均一にした試験品を専用の容器に量り採り、アセトニトリル、酢酸エチル、アセトン等の有機溶媒を加え、攪拌しながら目的の農薬等を抽出します。 |
|
 |
 |
|
|
濃縮
抽出液をロ−タリ−エバポレ−タ−等の濃縮装置で減圧しながら、有機溶媒を蒸発させて抽出液を適切な量まで濃縮します。 |
|
 |
 |
|
|
精製
固相カラムを用いて濃縮した抽出液に含まれる分析の妨害となる食品由来の成分を取り除きます。
これにより、微量の農薬等も検出できるようになり ます。 |
|
 |
 |
|
|
測定
目的の農薬等の性質によって、分析に使用する機器が決まっています。物質の質量を分析できるGC/MS、GC/MS/MS、LC/MS/MS等の高度な分析機器を用いて測定しています。測定は自動運転されており、夜間 も行っています。 |
|
 |
 |
|
|
解析
分析機器のコンピュータからデ−タを読み出し、目的の農薬等が検出されていないかを確認します。検出されている場合にはその量を計算します。 |
|
 |