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輸入食品・検査検疫センター

輸入食品・検疫検査センター
輸入食品の検査
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→ 器具・容器包装・おもちゃの検査
→ 遺伝子組換え食品の検査
→ 微生物の検査
感染症の検査
信頼性確保部門

過去五年間の検査実績 PDFダウンロード
輸入食品・検疫検査センター
概要
 横浜検疫所輸入食品・検疫検査センターは、検査部門と信頼性確保部門の2つの部門から成り立っており、主な業務として世界各国から輸入される食品の検査と海外から侵入する感染症の検査を行い、神戸検疫所のセンターと共に検疫所における検査の中心的役割を担っています。
1.検査部門
(1)食品検査業務
 全国の検疫所で実施される輸入食品の検査については、年度当初に厚生労働省より示される監視指導計画に基づいて実施されるモニタリング検査に係るものがほとんどを占めています。この中の特に残留物質(農薬、動物用医薬品等)、遺伝子組換え食品や有毒有害物質(カビ毒や重金属)の検査は、高度な分析機器や特殊な機器を要するため横浜及び神戸の両センターが分担して実施しています。
微生物検査 腸管出血性大腸菌、A型肝炎ウイルス、ノロウイルス、コレラ菌、赤痢菌など
残留農薬検査 有機リン系、有機塩素系、ピレスロイド系、含窒素系など250項目以上
動物用医薬品検査 テトラサイクリン系、マクロライド系等の抗生物質、ニューキノロン系等の合成抗菌剤、ニトロフラン類、ゼラノール等のホルモン剤、クレンブテロール等の繁殖用剤など、約60項目
有害・有毒物質検査 総アフラトキシン等のカビ毒、カドミウム、鉛、水銀等の重金属、放射線照射食品、放射能物質など
おもちゃ検査 おもちゃの製造基準(着色料)など
器具・容器包装 成分規格(カドミウム、鉛)など
遺伝子組換え食品検査 パパイヤPRSV-YK・PRSV-SC・PRSV-HN、小麦
MON71700・MON71800、害虫抵抗性コメ63Bt・NNBt・CpTI、ナタネRT73 B.rapa など
(2)感染症検査業務
各検疫所から送付されるベクター等について病原体等の検査を実施しています。
港湾衛生業務関連 蚊族は蚊の同定検査、フラビウイルス遺伝子検査、チクングニアウイルス遺伝子検査、マラリア原虫遺伝子検査
ネズミ族はネズミの同定検査、ペスト菌抗体検査、HFRSウイルス抗体検査、HFRSウイルス分離、HPSウイルス遺伝子検査
輸入動物モニタリング検査 齧歯類はペスト菌遺伝子検査、HFRSウイルス遺伝子検査
鳥類はウエストナイルウイルス遺伝子検査
空港等における死亡鳥類の調査 鳥インフルエンザウイルス(H5N1)遺伝子検査、ウエストナイルウイルス遺伝子検査
ヒトの感染症関連 新型インフルエンザ等遺伝子検査、鳥インフルエンザ(H5N1,H7N9)遺伝子検査、マラリア原虫遺伝子検査、デングウイルス分離検査
2.信頼性確保部門
信頼性確保業務
 検疫所にて実施された輸入食品の検査等の信頼性を確保するため、審査指導課は以下の業務を実施しています。
  • (1)検査部門の行う検査業務の内部点検(※1)
  • (2)検査部門の行う精度管理及び外部精度管理調査(技能試験)(※2の評価)
  • (3)研修の実施
  • (4)ISO/IEC17025に基づく内部監査
  • (5)他の検疫所の立入点検
※1 内部点検 厚生労働省の通知や試験手順書に定めたことを遵守しているか検証すること。
※2 内部精度管理 検査結果が、定められた基準を満たし、十分な信頼性を有しているかどうかを判断するために行う一連の手順のこと。
外部精度管理調査(技能試験) 第三者機関が行う試験に参加し、客観的に検査結果の信頼性を保証すること。
3.試験所に係る国際規格の認定取得<ISO/IEC17025試験所認定>
 試験検査の精度管理の国際標準化を視野に信頼性確保の一層の強化を図るため、平成26年2月17日に国際認定機関ペリージョンソンラボラトリーアクレディテーションインク(PJLA)(米国)から食品中の残留動物用医薬品の試験検査に関して、試験所の国際規格であるISO/IEC17025の認定を取得しました。また、平成27年2月24日に残留農薬、有害有毒物質、微生物試験検査、平成28年2月23日に試験品採取、平成29年3月9日にGMO試験検査について拡大認定を受審し、認定されました。
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