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遺伝子組換え食品の検査
 遺伝子組換えとは、ある生物から有用な性質を持つ遺伝子(DNA)を取り出し、手を加え元の生物に戻すことや、ほかの生物にその遺伝子を組み込む技術をいい、この技術を応用した食品を遺伝子組換え食品といいます。遺伝子組換え食品については平成13年4月1日より安全性審査が義務化され、審査を受けていないものは輸入・販売ができません。

 当検査センターでは、輸入された食品が安全性未審査の遺伝子組換え食品ではないことを確認するための検査を実施しています。
食品の種類
米及びその加工品、パパイヤ及びその加工品、ナタネ、小麦など
コメ パパイヤ
遺伝子組換え食品の検査
試料の調製(粉砕・均質化)
 試験品からDNAを効率よく抽出するため試験品を粉砕機にて粉砕均質化した後、試料とします。
コムギ   粉砕
   
パパイヤ   凍結乾燥   粉砕
組換えDNAを検出する方法
 作物などのDNAを抽出した後、組み込まれた目的DNAをPCR法によって増幅させ検査します。
抽出・精製

 粉砕均質化した後、量り採った試料から規定されたキットを用いてDNAを抽出・精製します。
コンタミネーション(実験室汚染)に十分な注意を払うため、キャビネット内で操作をします。
 
↓    
PCR反応液の調製

 DNAを増幅させるための反応液を調製し、抽出したDNAを加えます。
反応液はPCR装置にセットします。
 
↓    
DNA増幅

 組換えDNAの有無を検査するため、リアルタイムPCR装置を用いてDNAを増幅します。
 
リアルタイムPCR装置
↓    
解析

 リアルタイムPCRでは、目的のDNAが指数関数的に増幅する領域を経時的にモニターして解析します。
 
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