海外の市販薬
労働者健康福祉機構は、海外の薬局で市販されている薬剤(主に大衆薬)を調査しています。
地域別(労働者健康福祉機構へのリンク)
薬効あるいは剤型による分類
内服薬 | 外用薬(一部、内服薬を含む) |
---|---|
注意点
海外の薬局で薬剤を購入する場合、いくつかの問題があることが知られています。
- 日本では処方薬として扱われている薬剤が、海外では大衆薬として市販されている場合があります。国内では認可されていない薬剤もあります。国内で広く使用されている安全性の高い薬剤を選んで下さい。
- 海外、特に発展途上地域の、薬局ではヤミ薬やニセ薬も出回っています。海外の政府は認可薬の安全性を保証しているわけではありません。問題が発生した場合、医師と製薬会社の責任が問題になります。医師と相談した上で、名の通った製薬会社の製品を選んで下さい。
- 欧米人向けに書かれた使用説明書に従って内服すると、日本人には強すぎる場合があります。有効成分含有量を確認して適宜減量して使用して下さい。
なるべく、
- 日本から携行した薬を使用する ← 赴任前に常備薬を準備しておく必要がある。
- 現地の医師に相談して、適当な薬剤を処方してもらう ← 現地の医療事情を調べる。
といった対応をされるようお勧めします。