JOHAC 海外勤務健康センター 研究情報部



JOHAC(海外勤務健康管理センター)は独立行政法人労働者健康福祉機構の中で、海外勤務者の健康管理に貢献してきた組織です。 JOHACは平成22年3月に閉鎖されましたが、 FORTHでは旧JOHACホームページ情報の一部を転載しています。 JOHAC関連情報のご利用にあたっては、閉鎖以降の情報更新はなく、今後も更新される予定はないことをご了承ください。このため、情報内容が現状と異なっている可能性がございますので、ご利用にあたっては他の方法でのご確認もお願いいたします。
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海外の市販薬

労働者健康福祉機構は、海外の薬局で市販されている薬剤(主に大衆薬)を調査しています。

地域別(労働者健康福祉機構へのリンク)

・スリランカ(PDF版 250KB)  ・インドネシア
・パキスタン  ・シンガポール
・マレイシア(PDF版 705KB)  ・フィリピン
・インド  ・バングラデシュ
・アラブ首長国連邦・オマーン  ・ネパール
・ミャンマー  ・タイ(2000年度調査)
・ベトナム(PDF版 983KB)  ・トルコ
・中華人民共和国(PDF版 826KB)  ・南アフリカ・ケニア
・メキシコ・パナマ・米国  ・チェコ・オーストリア

薬効あるいは剤型による分類

内服薬 外用薬(一部、内服薬を含む)
  1. 風邪薬
  2. 鎮痛解熱剤
  3. 乗り物酔い予防薬
  4. 胃腸薬(げっぷ、腹痛)
  5. 整腸剤(下痢止め)
  6. 便秘薬(下剤、浣腸薬)
  7. 鎮咳去痰薬(せき止め)
  8. ビタミン剤
  9. 駆虫薬
  10. 抗マラリア薬
  11. 高血圧治療薬
  1. 殺菌消毒薬
  2. 外用鎮痛剤
  3. かゆみ止め
  4. 皮膚病薬
  5. 水虫治療薬
  6. 眼科用薬(目薬)
  7. 鼻炎薬(内服、点鼻)
  8. 歯科口腔用薬
  9. 痔の薬
  10. 尿検査

注意点

海外の薬局で薬剤を購入する場合、いくつかの問題があることが知られています。

  • 日本では処方薬として扱われている薬剤が、海外では大衆薬として市販されている場合があります。国内では認可されていない薬剤もあります。国内で広く使用されている安全性の高い薬剤を選んで下さい。
  • 海外、特に発展途上地域の、薬局ではヤミ薬やニセ薬も出回っています。海外の政府は認可薬の安全性を保証しているわけではありません。問題が発生した場合、医師と製薬会社の責任が問題になります。医師と相談した上で、名の通った製薬会社の製品を選んで下さい。
  • 欧米人向けに書かれた使用説明書に従って内服すると、日本人には強すぎる場合があります。有効成分含有量を確認して適宜減量して使用して下さい。

なるべく、

  • 日本から携行した薬を使用する ← 赴任前に常備薬を準備しておく必要がある。
  • 現地の医師に相談して、適当な薬剤を処方してもらう ← 現地の医療事情を調べる。

といった対応をされるようお勧めします。


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