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地域別情報:アフリカ東部

スーダン・南スーダン・エリトリア・エチオピア・ジブチ・ソマリア・ケニア・ウガンダ・ルワンダ・ブルンジ・タンザニア・マラウイ・ザンビア・ジンバブエ・モザンビーク・マダガスカル

気候と気をつけたい病気

  • 国や地域、標高差によって気候が大きく異なります。沿岸部では降水量が多く、高温多湿ですが、高地では、赤道直下にある国でもしのぎやすい気候です。エチオピアは3月~9月、ケニアやタンザニアは3月~5月と11月~12月、ザンビアやジンバブエは11月~4月が雨季となります。
  • 上下水道や電気、交通などの基本的なインフラ整備が進んでいないところが多く、上水道が整っていても水質は悪く、飲用には適していません。不衛生な水の中には、メジナ虫(ギニア虫)がいることもあります。飲用には市販のミネラルウォーターか浄水器を通した水を煮沸しましょう。
  • 細菌(サルモネラ感染症腸チフスコレラ赤痢 等)、ウイルス(A型肝炎 等)、寄生虫(アメーバ赤痢ジアルジア症(ランブル鞭毛虫症)等)などの様々な原因で腸炎が起こります。
    電力供給が不安定なこともあり、生鮮食料品の保存に問題が生じることもあります。また、エチオピアでは生の肉や内臓を食べる習慣があり、条虫症(サナダ虫)や他の感染症にかかるリスクが高くなります。食べものは生で食べることは避け、信頼できる飲食店で十分加熱されたものを冷めないうちに食べるようにしましょう。
  • いくつかの国では黄熱のリスクがあります。
  • サハラ砂漠・砂漠地帯や標高の高い地域、エリトリアのアスマラやエチオピアのアディスアベバ、ケニアのナイロビ、ジンバブエのブラワヨ、ハラレなど一部の都市を除くほぼ全域では、一年を通してマラリアに注意が必要です。主に熱帯性マラリアが流行していますが、三日熱マラリアもあります。また、デング熱フィラリア症チクングニア熱への注意も必要です。
  • 吸血昆虫によってうつる病気もあります。ツェツェバエによってうつるトリパノソーマ症(アフリカ眠り病)や、サシチョウバエによってうつるリーシュマニア症、ブユによってうつるオンコセルカ症などがありますので、吸血昆虫に刺されないよう、虫よけ対策とともに長袖長ズボンの着用が重要です。
  • 湖沼や河川には、皮膚から入る寄生虫(住血吸虫症など)やメジナ虫(ギニア虫)がいますので、入らないようにしましょう。
  • エチオピアからセネガルに至る赤道アフリカ地域は髄膜炎ベルトと呼ばれ、この地域では髄膜炎菌性髄膜炎が流行します。長期滞在する場合は、特に注意が必要です。
  • 戸外に干した衣類にハエが産卵し、孵化した幼虫が衣類を通して皮膚に侵入して、皮疹を起こす蠅蛆(ようそ)症(ハエウジ症)があります。洗濯物は屋内に干すようにし、戸外に干した場合はアイロンがけをおすすめします。
  • 牛、山羊、羊などの生チーズも含めた生の食品を摂取したり、これらの動物と接触したりしてうつるブルセラ症炭疽(たんそ)にも注意が必要です。
  • エボラ出血熱マールブルグ病などウイルス性出血熱の報告は、いずれも限られた地域でほとんどが散発的な発生です。
  • 特に、マダガスカルではペストの流行に注意しましょう。
  • 犬、コウモリ、キツネなどあらゆる哺乳類は狂犬病ウイルスをもっていることがあります。また、過去にはジブチで鳥インフルエンザ(H5N1)の患者が発生しました。野犬や野良猫も含め、動物には手を出したり、近寄ったりしないようにしましょう。
  • キリマンジャロへの登山や標高の高い地域へ滞在する場合は、高山病への備えが必要です。

この国に関する新着情報

受けておきたい予防接種、持っていきたい薬

予防接種:黄熱(流行地域)、A型肝炎B型肝炎破傷風、(狂犬病*1

  • *1:犬や野生動物との接触が予想される場合には推奨
  • アフリカ東部のいくつかの国や一部の地域は黄熱流行地域です。また、渡航先や経由地によっては、入国する際に黄熱の国際予防接種証明書が必要です。

薬:普段服用している市販の薬、主治医より処方されている薬

  • 抗マラリア薬に耐性を持つマラリアもありますので、リスクのある地域(ビクトリア滝、サファリツアーの主な訪問地、ザンジバルも含みます)へ渡航する方はマラリア予防薬について医師と相談しましょう。
  • キリマンジャロ登山をされる方は、高山病になる可能性もあります。特に、低地から、急に高地に移動するのは危険です。かかりつけ医や専門の医師と相談しておきましょう。
  • 常備薬を携帯しましょう。現地では入手できる医薬品は限られていることが多く、品質や輸送、保管状態も良いとはいえません。偽薬が販売されていることもあります。また、入手できたとしても自分の体に合うかどうかわかりません。飲み慣れたものを持参するのが安心です。

医療情報

医療水準は低く、全体的に医師や看護師の不足、医療機器・医薬品の不足も深刻で、日本人が安心して利用できる医療機関や、先進国と同様の医療は期待できません。各国の公用語以外の言語が通じないところもあるようです。簡単な診察・治療の利用に限られ、手術が必要な場合や重症化した場合には、先進国(南アフリカや欧州など)で治療を受けることをおすすめします。一部の国では、都市部の私立病院や開業医などで富裕層や外国人向けに診療を行っているところもありますが、設備が十分に整っているとはいえません。受診前には保証金や前払いを求められ、クレジットカードの利用は期待できない国が多いようですので、十分な現金を持って受診する必要があります。万が一のことを考え、旅行保険への加入を検討しましょう。

帰国後の過ごし方・注意点

病気は、感染してから症状が出るまでに時間を要します。これを潜伏期間と言います。滞在中数日経過してから、あるいは帰国後に症状が現れることがあります。
日本にはない病気を検査、診断、治療できる機関は限られています。帰国時に心配な症状などがある方は、検疫所の担当官にご相談ください。

平成27年3月更新